携帯型 浄水器を使って泥水を飲んでいる様子を見て、気になったので調べてみた

2020/08/23

商品調べてみた

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こんばんは。
tanayasu99(たなやす)です。

先日、とあるテレビ番組を見ていたら、携帯浄水器を使って、泥水をすすって飲んでいるシーンが印象的でした。

細菌を?99.9%除去でき、通常はペットボトルに取り付けて使用するそうだ。手の平ぐらいの大きさでありながら、即除菌?浄水?して、飲める水になるものなのか、ほのかに甘いとか言って飲んでいました(笑)。過酷な状況下では、味覚にバイアスなどが、かかりそうなもんですが。不味い!臭いがキツい!とか、大騒ぎにならなくて良かったと思いながら、見ていました。

数年前、停電した街を脱出していく?映画で、川の水を処理せず飲んで腹痛を起こすというシーンがあったなぁとか思い出しました。こういう携帯型の浄水器があれば、まだマシなんじゃないかと。アウトドアだけでなく、災害時に役に立ちそうな気がします。

どんなものが、あるのか調べてみました。記事一覧用サムネイル

SAWYER PRODUCTS(ソーヤー プロダクト)製 ミニ浄水器 SP128


価格は4000~5000円ぐらい。

ブランドSAWYER PRODUCTS
製品型番SP128
内容PointONEミニフィルター
0.5Lパウチ
ストロー
洗浄用注射器(針なし)

0.1ミクロンのろ過が可能で、サルモネラ菌、コレラ菌、大腸菌などのすべての細菌の99.99999%を除去します。と、公式ホームページからは読み取れました。10,000ガロンも、ろ過出来るそうです。...37万リットルちょい(378541.18L)です。

公式ホームページを見ると、海外製なんだなぁと...。日本語説明書は無いのでしょう。ショップレベルで作成してくれていれば良いのですが、そんな手間はかけてくれていなさそう。平常時にじっくり英語説明書を読み解き、使い方や注意点を理解するしかないでしょう。

6つのデザインから選べるそうです。










製品よりも...ショップ対応の良し悪しが目立つ。返品保証があればありがたいなぁっと普段は思うのですが、開封された痕跡がある商品が新品として届くと...ぁぁやられたなぁとか思う。それもまた返品できるのでしょうが、時間の無駄ですし、必ず返金されるとも信じがたい。通販の恐さを思い出します。

悪いレビューは少ないです。味がどうこうというより、ペットボトルにハマらないとか、使用済み品が届いたとかが、圧倒的に多く見られました。

おっと、これは...と思ったのは、海外と思わしきレビューに「川の水でやったら、下痢と嘔吐の症状があった」というのが1件だけ見つけたぐらい。川の状態を...なんて分からないしなぁ。後述する製品の中には「魚などが生息している水」という条件を付けているモノもあるが、下痢や嘔吐を防げるかと思うと微妙な気がする...体(内臓)も鍛えられた良いのにね。

OHKEY製 携帯浄水器 OKY04


価格は3000円ぐらい。

ブランドOHKEY
製品型番OKY04
内容浄水器本体
ウォーターバッグ
洗浄用注入器
シリコンチューブ
日本語説明書
オリジナルパッケージ

0.01ミクロンのろ過能力を持つようです...さっきより1/10(十分の一)細かいです。大腸菌やコレラ菌など細菌の除去性能は似たようなもんですかね。原生動物(原虫)の除去できるというのも一緒...1/10の差とはいったい...。

5000L使用可能。

メーカー返金保証90日間、交換などが可能。検品は国内でやっているようなので、ハズレ品が届く可能性は低いかと思いたい。

日本の厚生労働省「食品衛生法」に適合している点(輸入食品等試験成績証明書の取得)の推しが凄いかも?。証明書の画像が載っていますが、見てもよく分かりませんが、この事実だけで、なんとなく安全だと思い込めますね。...証明書2ページの内容が思ったより無くて...よーくみると、容器材質に関する内容のような...危険物質の含有率を見ているだけで、ろ過能力を証明する内容ではない気がする。

こんなもんなら、取得していないだけの携帯浄水器だって、検査機関に提出・依頼すればとおりそうな気が...。と思うと、あんまり気にする点ではない気がしてきた(笑)。

日本語説明書も付いているようで、なにかと「日本」なイメージが強い商品。ですが、先の証明書にあるとおり、「輸入食品等」とあるので、製造元は中国でしょうかね。いまどき、中国ではないっていうのも珍しい気がします、特に気にしないかな。

見た目がすげぇ似ているモノ(笑)。


携帯ボトル浄水器RJ-1

テレビで見たモノはこれっぽいなぁ。

価格は3000~6000円ぐらい。ショップによって幅がある。。。

ブランド琳聡堂(RINSO-DO)
製品型番RJ-1
内容浄水器本体
専用ボトル水筒(470ml)
0.1ミクロン高性能フィルター、中空糸膜、特殊活性炭がうりみたい。

前述の2品は、海水がダメだったと思うのですが、こちらは海水「△」となっています(笑)が、「使用出来ない水」リストには「海水」とあったので、心配なら海水はやらない方が良さそうです。

他のステータスは以下のとおり。
一般
雑菌
異物塩素臭い海水放射性
物質
×
×ではありますが、「放射性物質」という項目を載せるという着眼点が意外だなぁと思いました。将来、除去できる商品でも出てくるのではないでしょうか。

<使用できる水>
水道水、池水、井戸水、プールの水、雨水、お風呂やトイレ水、期限切れペットボトル水

<活躍する場所>
開封したペットボトル、海外旅行、避難用具、登山、キャンプ、粉ミルク作り、ケガの洗浄、お米洗い、スポーツ、サイクリング

「使用出来る水」リストに、「魚などが生息する水」ともあるんですよね...川だって海だって魚は生息しているし...金魚鉢の水なのかな...不思議な内容ですが、深く考えなければ川水ですかね。魚も生息できない川の水なんて、ろ過しきれるか!!みたいな感じなんですかね。

日本語がたくさん書かれているので、海外言語アレルギーな方はありがたい一品かも。

参考:製造販売元ページ(RINSO-DO)>自社オリジナル商品>携帯ボトル浄水器 RJ-1
けっこう、いろんな商品を企画・製造されているようです。

Survivor II


価格は5000円ぐらい。商品名であるべき部分が、商品説明になっている(笑)。メーカー名と商品名ぐらい入れて欲しい。

ブランドSurvivor II
製品型番
内容浄水器本体
ホース
国際的な製品安全認証規格を取得して珍しいなぁっということでピックアップ。
SGSはスイス・ジュネーヴに本拠を置き、検査、検証、試験、および認証を行う企業とのこと。
TÜV Rheinland(テュフ・ラインランド)。ドイツのケルンに本部を置く、技術、安全、証明サービスに関する認証機関とのこと。
輸出入(海外販売)を意識した製品(パソコンやスマホ、家電製品)にはテュフマークが付いてるモノを見たことがあります。

載せられているテストレポート画像を見ると、流入前と流入後の「coliforms(大腸菌)」をテストしているようでした。画質が悪くて、細かい所は読めなくて、推測ですが、こんな感じっぽいです。。。
流入前は1.7x108 CFU/mLだった溶液(A)が、流入後は1CFU/mL 未満の溶液(B)になったみたいです。これが99.999999%の実力みたいです【( (A)-(B) )÷(A)×100】。通販サイトの表は「99.9999%」と小数点以下の9の数が異なりますが、あちこちで9の数が異なるのが見えたので..もう気にしない(笑)。もしかしたら、SGSテストレポートの数値なのかな...それは画像が切れてて分からない。

ちなみに、「CFU/mL」という見慣れない単位...。これは細菌量の単位のことで、Colony for ming Unit(コロニー フォー ミング ユニット)の略称とのこと。10CFU/mLであれば、1mLの中に菌が10個いるということみたい。

さっきの材質の証明書っぽいモノよりは、良いんじゃないですかね。どうせなら、いろんな項目(細菌)を試して欲しいところですが、こういうのって、「最も気になる」「最微細」など、とにかく絞り込んで、これやっておけば、他の細菌も取り除けるよね?みたいな感じはありますね。1番危ないところを確認してOKなら、他もOKみたいな。複数条件下では、単体の結果とは異なりそうな心配はありそうですが、製品寿命が削られるだけで、しっかりと果たしたそうな気もします。

っで、お約束な「ミクロン」の表示がないんです、これ(笑)。

開封から3年間または2000Lの使用が可能。未使用の場合、5年間保存可能とありますが、製造年月日が分からないようです...いつから5年間なのだろうか。

後記

内容はどうあれ、安全認証系を取得・適合させた商品は、価格に載っている感じがしますかねー。アウトドアでも良いですし、災害を意識して準備しても良さそうです。

口にするモノだけあって、警戒しているレビューもあったりしますが、大半が高評価みたいですね。さすがに、まともに泥水で試す勇気は無いですね...と思うと、たまたま見ていた、あのテレビ番組は凄い宣伝効果があったんじゃないかと思う。

麦茶やビール、コーラが、透明な水になるんじゃないかと、効果を期待しがちですが、なんか違う気がします。だって、それらは細菌じゃないし。

新品が届くか(通販が)恐いのであれば、ホームセンターやアウトドアなお店に行って、買うのもありだとは思いますね。通販だから安いという時代でもありませんし...安価な海外製品は多いですがね。

おわり。
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どうも、水戸近辺在住のtanayasu99(たなやす)です。ブログタイトルを変えて再出発な2024年となります。ブログの内容をクロスバイクやサイクリング、その他雑記、気になった商品の備忘録で続けていこうかと頑張ってみます。よろしくお願いします。

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