tanayasu99(たなやす)です。
先日、ニコンの一眼レフカメラのことに触れた記事を書いていたら、カメラボディを買うとしたら何をどう選ぶだろうかと考えてしまいました。ド素人ながら、独断と偏見混じりつつ、まとめてみたいと思いますm(__)m
メーカーはニコン一択
これまでニコンの一眼レフカメラを使ってきており、レンズも複数ありますので、使い回す感じで考えます。他メーカーを冒険することはやめておきます。そんな刺激が欲しいような気がしますがやめておきます。おおまかなモデル枠
ニコンのホームページをさくっと見ると、D3500・D5600・D7500・D850の4機種が並んでいるページを見つけました。これらのモデルで、下位モデルから上位モデルへと見ていき表記していきますが、機能が下位から上位に、上位から下位に引き継いでいるかは定かではありません。D3500
初心者モデル、初級モデル、入門モデルとか、そんな感じで言われそうなD3500は、しっかりと役目を果たしてくれます。液晶モニターにガイドラインを表示させることができ、シチュエーションに沿った写真撮影も可能です。お花・料理・風景・人物はもちろん、シャッター速度が気になる運動会は日中なので画質が荒れずに撮れるでしょう。明るいレンズ(F1.8~2.8)を使えば蛍や星座の撮影も可能でしょう。動画も撮れるみたいです。旧型D3000は動画撮影できなかったのに、今は出来るんですね。
インターバルタイマー機能が無かったり、インターバルタイマー機能をもつ有線リモコンの接続口が無いなど、どこか従来通りの初心者モデル枠は超えないようです。固定タイプの液晶モニターなので、ローアングルやハイアングルなど撮影しにくい場面に遭遇するかもです。
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D5600
中級モデルといったところでしょうか。D3500のガイドラインは無くし、そのほか基本的な性能を保持または向上させつつ、さらにインタバールタイマー機能が追加されているのが良いです。インターバルタイマー機能を使うことで、星空や蛍撮影がラクになります。例えば、シャッター速度30秒で撮影→1秒休憩→シャッター速度30秒で撮影...を2時間ぐらい自動で繰り返していき、撮り貯めた写真をパソコンなどで比較明暗合成させれば、軌跡の星空写真や蛍いっぱいの写真を作成できます。リモートコードの接続口があるので、インターバル撮影できる有線リモコンも使えます。
低速連続撮影と高速連続撮影がありますが、低速・高速の使い分けが思い付きません。速過ぎて困る事ってなんでしょうね。SDカードへの書き込み速度の負荷軽減?液晶モニターがバリアングル方式になっています。液晶モニターを動かせます。
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D7500
中級...でもD5600の存在があるし...上級...いやそれほどでもない、中の上でしょうか。有効画素数について、D3500/D5600共に2416万画素(最大6000×4000ピクセル)だったのが、D7500では2088万画素(最大5568×3712ピクセル)になっています。実際に撮影してみて体感することはほとんどないと思いますし、ホームページやSNSに投稿するにしても気にならないレベルでしょう。フォトコンテストなどで大きいサイズを使うとか、拡大した部分を使うとか目的があれば気にした方が良いかもしれません。よく写真印刷で使われていそうなL判サイズは127×89mmです。D7500の最大サイズ5568×3712ピクセルが471.424mm×314.23mmだとすると十分な画素数ではないでしょうか(っていう考え方は普通しないと思いますが)。
他に特筆すべき仕様はシャッター速度ですかね。1/8000秒まで選択できます。低速・高速連続撮影の撮影枚数(コマ/秒)、ISO感度値25600が51200になっているなど向上感はあります。
仕様を見ていて、インターバルタイマーの表記がなく焦りましたが、オンラインマニュアルを見るとインターバルタイマーの使い方が載っていたので健在なのでしょう。液晶モニターがチルト式になり、D5600とは違った可動具合です。
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D850
上級者向けでしょうね。有効画素数が4575万画素(最大8256×5504ピクセル)という、前出の3モデルはなんだったのだと思います。最速で1秒間に約9コマ撮影できるようですが、実現するための制約(マルチパワーバッテリー+電源)をクリアする必要があります。ちなみにD7500は1秒間に約8コマ...これだけなら下位モデルに腕という名のスキルでなんとかしたいところです。ISO感度最大値はD7500の51200を下回り、25600です。正直、ISOの最大値を使って仕上げることってないと思います。状況によっては、最大といかずとも、中間ぐらいで荒さがでることもあり、仕様上の全域を満足に使えることはないと思っています。D850なので使えるのかもしれませんが、どうでしょうね。
その他の仕様も変わっている部分があるのですが、私の使い方だとそこまで気にならないようなので省きます。
画像処理エンジンなど搭載部品レベルで高品質に仕上がっているのは間違いないでしょう。しっかり使いこなし、アウトプットしていくなら、良いモデルだと思います。
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インターバルタイマー撮影
カメラボディ本体に備わっているインターバルタイマー撮影は使い難いので、リモコンをおすすめします。純正はワイヤレスリモートコントローラー WR-1(50,000円ぐらい?)。純正リモートコード(MC-DC2)が接続できるので、社外製ですがロワジャパン シャッター リモコン リモートスイッチ(3,000円ぐらい?)も接続できるでしょう。手持ちのD7100やD5600は接続できています。リンク
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レリーズモードがSの場合、撮影コマ数を2コマ以上に設定すると、カスタムメニューd1[低速連続撮影速度]で設定された速度で撮影します。
オンラインマニュアルを読まないと分からないことがあり、操作画面上には一切そんな警告画面は表示されません。そんな罠と、液晶画面操作のバッテリー消耗を神経質に考えると、リモコンの方が気がラクという理由で、本体側のこの機能は使わなくなりました。
液晶モニターの違い
固定、バリアングル方式、チルト式と仕様に表記されているとおり、可動具合が異なります。姿勢を崩して撮影している姿が、頑張って拘っている人!!って感じで良いと思いますが、時々その身を崩壊させかねません。可動タイプは、少しでもラクさせててくれることでしょう。
タッチパネルについては、これがあるから操作性が悪く感じる部分もあります。タッチ操作なのかボタン操作なのか直観的に分り難いです。分からない時に試行錯誤するパターンが増えます。ボタンをやりきる...で終わるはずが、タッチも試す...。ここはボタン操作じゃなくて、タッチ操作なの!?とか衝撃も少なくないはず...。
液晶モニター 固定や可動の想像図 |
重いと腱鞘炎になる?
旧型機の体験談ですが、D3000からD7100に変え、持ち歩くのに慣れた頃ですね、右手首が痛み出したことがあります。D7100を構えるのが辛いくらい痛かったです。気づきました重さです。D3000は約485g、D7100は約765gです。280g...この僅かな差が結構大きかったみたいです。さらに慣れたら痛くなることはなくなりましたが、やはりD3000の軽量は体感できる程です。カメラを片手で持ち、腰の位置から顔の前まで往復させると重さ+加速度も付くので、その重量感の違いをさらに体感できると思います。動かす時の力、止める時の力...撮影シーンでどれだけ行われることか、イメージしながら体感すると良いです。頑張っても慣れる気がしない、いやそれでも上位モデルの機能面が捨てがたいなど思慮することでしょう。撮影を助けてくれる相棒を探す
人間関係と違って、カメラという相棒は自由に選べる方でしょう。もちろん予算の都合もありますが、将来を見越して購入できれば良いと思います。パソコンもそうですが、なんかやっている内に守備範囲というかやりたい事が増えがちな人は、今ある目的よりややオーバースペック気味に選ぶという判断も悪くないと思います。複数台持つ予定も良いでしょう。ざっくり、目的別に△〇◎を付けてみました。D850を選ぶ理由は、あらゆる写真をA3用紙サイズ以上に引き延ばすような質を求める場合でしょうか。正直、星空や野鳥にしても、撮影出来る出来ないで言えば、下位モデルでも出来ます。もはやアプトプットが求められる...業務用ではないかと思うようなレベルを勝手に想像しています。
フォトコンテストといってもいろんなのがあります。下位モデルだから上位モデルだからとか言わず...人間側の実力の比率がやや大きいと思います(笑)私は素人なので、そんなのないですよ。
サンプル写真を見比べる
ざっくり、ニコンのホームページを見ましたが、各モデルページに掲載されている写真を是非見比べて欲しいです。D3500とD5600は似たようなシーンです。ぼかしなど若干の違いは見られますが、レンズでどうにかなるレベルです。ファミリーのような感じのページに仕上がっているのもうなづけます。D7500になると、星空や野鳥のサンプルがあり、レベルの違いを感じます。やや広角域な写真もありますが、下位モデルでもレンズでどうにかなるレベルです。それとページがアグレッシブな感じですね。The趣味の領域を感じさせます。
D850のサンプルは何でしょうね。撮影テーマが大人な感じがして、The業務です。どこかの壁に、額に入って飾られていそうな写真ばかりに感じます。動画も不満なく撮影出来そうです。
D3500/D5600にはなかったのですが、D7500/D850には著名な方が撮ったであろう写真(日本の写真家、カナダの写真家)となっています。この対応からして、ファミリー向けから、趣味・業務との一線が見えました。
重さは心身を鍛えて克服すれば良い
重さを比較します(笑)痛い思いはしたくないのです。D850は1kgを超えてます。この重さにレンズが付くので、レンズにもよりますがだいたいプラス300gですかね。そうなるとD7500もしんどいです。手の甲や指先にトレーニングウェイトでも付けて鍛えたいです。
価格で壁を知る
ボディ本体のみの価格です。最安値を調べた訳でもなく、ざっくりです。最後に
現在D3000とD7100を所有している私が、明日一眼レフカメラを買うとしたら、買わない!!です。
価格を最後にまとめましたが、直前までD850かなぁと考えていました。価格を知り、カメラで小遣い稼ぎする訳でもないし、36万はないだろう。かといってD7500って、液晶モニター可動化とISO感度の恩恵ぐらいしか味がないぞ。※D7100の液晶モニターは固定ですので。
撮影内容ではなく、自分が撮る写真をどこに載せたいか、向かわせたいか...になってきそうです。腕を磨くにしても、今はまだD7100で修業すべきな気がします。
不慮の事故でD3000とD7100を同時に失ったら!?であれば、
D7500即決でしょう。
特別な理由はなく、撮影スタイル上、妥当な選択だと思います。実は、D5600を使ったことがあります。原因が分かりませんが、夜景でズームしたときブレが収まらないことがあったのがトラウマなのです。
という感じで、収まるところに収まった気がするので、終わります。
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