tanayasu99(たなやす)です。
辰ノ口親水公園にある桜について、妻と話をしていました。去年、見に行った時は、八重桜は見れたんですが、桜並木の方が既に散っていました。今年は桜並木がちゃんと咲いている時期に見に行きたいねぇと。
とまぁ記憶に新しい話題だったせいか、サイクリング先は辰ノ口親水公園となりました。クロスバイクで道の駅 常陸大宮には何回か行っていますが、辰ノ口親水公園は初めて行きます。道中、咲いている桜があれば立ち寄ろうかという気分でした。
辰ノ口親水公園に行く道
辰ノ口親水公園、この方面にクロスバイクで行くのは久しぶりでした。台風以降は行っていないか。なんとなく、堤防の補強や補修で走れない所があるんじゃないかと、敬遠していた感じです。今回サッと行ってサッと帰ってくるつもりでしたが、意外と立ち寄ったりしてましたね。常陸鴻巣駅 ふれあい駅舎
「ふれあい駅舎」という楽しそうな看板があったので、立ち寄ってみました。が、しかし、外観からはそんな雰囲気を感じられず、興味が失せました。確かに独特な感じの駅舎ではありましたが、今回は散策のスイッチが入らず。文洞溜池(ぶんどうためいけ)
文洞溜、分洞ため池または七ツ瀬と呼ばれるそうです。ため池沿いに桜があり、ほとんどがソメイヨシノなんでしょうかね。数本、河津桜っぽいのがあったような気がしていたので、注意して見てみると、道路からでもピンク色の桜が見えました。近づいてみると...写真を撮るほどではないなぁとか思ったり。
隣接する施設は、ふれあいファーム芳野。農産物など売っています。また、那珂市の公式ホームページにもあるとおり、芳野市民農園としても機能しており、農園の利用者を募集しているようです。詳細は、那珂市HP 「芳野市民農園」新規使用者を募集しますを見ると良いでしょう。
それから、外にはトイレ施設もあるので、トイレ休憩にも良いでしょう。
ナザレ園から農道を走る
国道118号線かぁ...歩道の繋ぎ目段差が嫌だし、車道も恐いし...とか考えていたら、農道を走ってみよう!!となりました。初めて走る道ということもあり、ワクワクドキドキな感じです。風が強くて、しばらく漕ぎづらい状況が続きました。農道から住宅地区に入り、風は遮られたものの、道路が狭くなっていた。交通量が少ないのが救いか。そして、道のりが怪しくなってきます。期待していたような気はするけど、これはちょっと出口が分からない。
道路を新しく作っている所らしい。引き返して、別の道を行くが...さっきの新しい道路の先やないかーーーい。迂回してちょっと進んだだけでした。何故か行けるようになっているので、道なりに進むがバリケードがあって、脱出できない。袋のネズミかw。バリケードが甘い所を見つけて脱出。たぶん、地元住民用に空けてあるんだろうな。
後日調べてみたが、道路工事に関する情報が見つからなかった。那珂市の公式ホームページ(都市計画道路)にも見つけられない。衛星写真で見ると、こんな感じに開通しそう。
久慈川沿いを走るのが好き
大塚坂という標柱を横目に坂を下り、久慈川の河川管理用通路へ向かった。河川管理用通路というだけで、サイクリングコースではない。自動車やバイク(原動付き)の走行は控えるようにと看板が、どこかにあったと思う。実際のところ、住民の散歩コース、ランニングに使われているのが、なんだかほっこりする。増水などで、オレンジ色のパトロールカーが出動している事態は、やや緊張がはしるといった感じだ。
今年度サイクリングで経験したことのない強風に遭遇し、非常に走りづらいこと。横風のせいで倒れそうになり、クロスバイク・身体が「く」の字に曲がるw。そんな状況の中、広域「菜の花」に遭遇した。おそらく、自生(野生)だろう。自生であろう菜の花で、ここまで広いのは見たことが無く、見入ってしまった。前進することで精一杯だったのか、写真を撮る気にはならなかった。残念。...去年の台風で増水した後でも、生えてくるもんだなぁとか思う。
河川管理用通路は、知れっと玉川沿いに向かわせ、非情にも久慈川から離脱させる。「玉川沿いもオススメだよw」みたいな。下玉川橋でUターンするかのように、再び久慈川沿いへと向かう。200mぐらいは、やや追い風気味で走りやすかったのに、久慈川沿いに入り、北向きになったら、やっぱり強風すぎるw。
堤防工事区間に遭遇。河川管理用通路を下ろされ、しばし、砂利道を走らされる。
...ちょっと長いなぁ...工事車両見かけないし...とか思っていたら、舗装路になり、工事現場に到着する。誘導係のおっちゃんがいた。
「この先は、砂利道があるから、相当覚悟しないと行けないよ~w」とか言われた。「(待て待て待てwww)ここまでも砂利道ありましたけど...それより厳しいんですか?長いですか?」と聞くと、「水溜まりもあるからね~。この先にあるJAあたりから、また上がれるよw」と...「(ロードバイクと勘違いしてるのかな...)じゃぁ覚悟していきますw。ありがとうございますm(__)m」こっちはクロスバイクじゃっぁああ。
余裕で突破しましたw。水溜まりに映る青空が良かった。
宇留野圷橋(圷橋)を通過。堤防には鉄板がしかれており、ダンプ系の工事車両が行き交いしていた様子が伺える。堤防舗装路の強度は、ダンプ系に耐えられず歪んで轍が出来てしまうのだろうか。柵が立っていたので休工中だろう。堆積した土砂の撤去かな。
なお、「注意 この道路は河川管理用通路です。自動車バイク等の通行は控えて下さい。」とある。あれ?「等」とは...重量的な問題なのか、安全的な問題なのか。この看板だけでは分からないなぁ。
そういえば、去年の夏この河川管理用通路を走ったなぁとか思い出す。途中で、非舗装路の農道になる。「あぜ道(畦道)」と書こうと思ったけど、いろんなあぜ道があって、示しにくいのでやめた。一見、車で走りたくないような、轍のある非舗装路な農道があぜ道だと思っていたが、どうやら田と田を仕切っている小さな土手のような、人ひとり歩けるか?ぐらいの道もあぜ道とのこと。奥が深かったw
道なりに直進すれば良い。川沿いから離れているからといって、途中で川沿いに向かおうと田と田の間を走って行っても、堤防に上がる所がないのだ。堤防と呼べるほどの道幅も無いし。...そう去年経験済みw。まぁ実際には富岡橋に近い所で上がれば、堤防の道幅もあるにはある。
富岡橋より先の堤防も損壊していたのでしょうか。補修された跡がありました。久慈川水系浅川の堤防修復後もこんな感じだったなぁ。遠目に見た、通行できなさそうな、あの堤防を思い出した。安全を確認したうえで、見てみることにした。
...。なんじゃこりゃ。今後、どうやって通れるようになるんだ?!「自動車バイク等」の徹底排除?いや、僅かな平坦な幅があるとはいえ、安心して歩くのは厳しい。っていうか、河川管理用のパトロールカーだって、SUVだけど走れないだろうwww...とすれば、これは重みで地面を固めている?いやローラー車で固めるよなぁ。。。謎だw。ぁぁ浅川堤防の路面もこんな感じかぁ。...おや。意外と菜の花が綺麗に生(映)えてましたね。
迂回路は川から攻めてみたw。なんとなく、川からまた堤防に復帰できそうな気がした。が、しかし、野望は強風と共に無残にも消え去ったのでした。分かった分かった、そんな強風にならなくても、目の前の川で阻まれていること、十分理解したからw岩場にタイヤがとられて、砂浜並みに走りにくいし、余計に疲れるw。この辺は富岡緑地と言って、バーベキューなど賑わうようです。この日も、強風に負けず、やってましたね。
迂回路テイク2。優しめな砂利道のち農道。揚水機場?の前を通過し、堤防に復帰。途中で動画を撮っているアクションカメラのバッテリーが切れたので、休憩がてら、バッテリー交換した。堤防に戻ってきたが、川沿いに堤防が続いてくれないので、結局先ほど走っていた道に戻るというw。ぁぁ去年は富岡橋から直で行けたからなぁ。
しばし、農道を走り、堆積した土砂を撤去しているのであろう工事中を横切り、再び堤防へ。強風で疲労しているせいか、去年とは違った風景を楽しめる期待から、去年と同じルートに安心する。「注意 ここは、道路ではありません。河川管理用通路です。」もはや、「自動車バイク等」と言ってられないということかw。道路じゃないということは...??微妙に違ういろんな看板があるんですねー。
堤防なり(道なり)に走ると、看板付きのバリケードを発見したが、強風にやられたらしく、倒れていた。どこから通行止めだったか知らないんだが。バリケード後まもなく、川沿いから外される。農道、住宅地区を走り、国道118号線に合流した。国道118号線を走り、辰ノ口橋通りへ。辰ノ口橋を渡り...強風にあおられている竹林のしなり具合がすげぇええとか思いつつ、辰ノ口親水公園の桜並木、桜堤へ到着。当然、まだ桜は咲いていません。早咲きの桜もない...ですね。
辰ノ口親水公園の旗なびく
クロスバイクで、初めて辰ノ口親水公園に到着。人が居ない爽快感より、悲壮感の方が漂う雰囲気でした。蕎麦屋さん(そば処しんすい庵)はやっていなかった。堤防から川へ向かって降りた先は、利用停止っぽいです。去年の台風19号の被害から、まだ復旧できていないのだろう。
常陸大宮市観光ガイド→辰ノ口親水公園トリム広場・BMXコースの利用停止について
辰の口総鎮守 鹿島神社
久慈川左岸にて、川沿いに走れないかと挑戦してみたら、ちょっと難しいなコレwとか思っていた。ふと周囲を見渡した時、雑木林の中に桜のようなピンク色の花が目に留まった。あれは...桜だ。鳥居よりも大きい、白い花を付けていた椿が出迎えてくれた。そして、桜は4本ぐらい確認できた。日が傾き始め、良い感じに撮れたと思う。大きな木があったのだろう。伐採され、なおご神木さま。拝殿の前には、ゲートボールでもやっていたのであろう痕跡が残っていた。社務所?プレハブのような物置小屋の窓にはカレンダーが外向きに飾ってあった。ちゃんと2020年3月でした...手入れしている感じがした。地域住民の憩いの場である様子が伺える。静かに拝殿と桜を堪能させていただきました。道沿いには、「軍馬供養塔」が建っていました。その奥にある石碑はよく見れませんでした。軍馬とは、ちょっと珍しい?。唯一目にした旗。風が強くて、なかなか良いタイミングで撮るのが難しかったw。旗を見ると「辰の口総鎮守 鹿島神社」とありました。鎮守(ちんじゅ)という文字が珍しく感じたのですが、「特定の建造物や一定区域の土地を守護するために祀られた神である。現在では、氏神、産土神と同一視されることも多い。鎮守神を祀る社を鎮守社という。」らしいです。
後記
行ってみたものの、台風の影響が大きかった地域なので、安易に浮かれた気分で、桜を見に行っても良いのか、ちょっと悩んでしまいました。家屋、田んぼ、歩道やガードレールなどまだまだ復旧しきれていない所が目立ちます。1日も早い復旧をお祈り申し上げます。そして、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大防止のため、「辰ノ口さくら祭り」は開催中止とのことでした(Update:2020/03/06時点の情報)。常陸大宮市観光ガイド→第11回辰ノ口さくら祭り 開催中止のお知らせ
人がたくさん集まりそうなイベントは中止にするしかないのかなぁ。主催者側の責任にされても嫌だしね。未だにマスクが買えないことが多いし、予防のしようもない人も居るかもしれない。
お祭りは中止でも、開花は中止にならないはず。期待は止まらない。安全に見に行く方法があるか、考えてみよう。
おわり。
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