馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園を見てきた。

2020年6月8日月曜日

写真

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こんにちは。
tanayasu99(たなやす)です。

ひたちなか市にある馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園を見てきたというお話です。

本格的な暑さがおとずれる前に、犬を連れて、お花を楽しみに行こう的な感じがあります(笑)。

馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園

いつだったか、サイクリング中に立ち寄ったことがあります。何も咲いていない時期だったし、駐車場から公園内を見ただけでした。
今回は、花しょうぶが見頃っぽいとのことで、犬連れもOKなので、行ってきました。

駐車場は、あの1ヶ所しかないのかなぁ。普通に停められはしたけど、停められない人も多い気がする。

公園であり、埴輪製作遺跡でもある。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
石柱には、次のようなことが刻まれていました。
「史跡 馬渡埴輪製作遺跡」
「昭和四十四年八月五日 指定」
「文部省 勝田市教育委員会 昭和六十一年三月建立」
「指定」というのは、国指定史跡のことですね。看板には、「昭和60年8月12日追加」とあります。気になったので調べてみたら、国指定を受けた後、周囲調査により、実はもっと広かったことが分かったので、遺跡の範囲として追加されたということでした。

<参考>
茨城県教育委員会>芸術文化・スポーツ>芸術・文化>いばらきの文化財>いばらきの文化財一覧(国指定)>国指定文化財 史跡>馬渡埴輪製作遺跡

ちょうど見頃か、見頃後半な感じです。と思いきや、まだツボミの段階もちらほら。事前に知り得ていた屋根付きの休憩所はなく、どうやら屋根が撤去された姿がそれだったらしい。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

F値を22まで上げたら、ボケ具合が少なくなりました。後ろをボカさずにはっきり表現したいという時、思い出して撮れたら良いです。そう、思い出すという練習です(笑)。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

久しぶりのローアングル。たまにはこういうのも良いかな。もう少し太陽を入れて撮りたかったけど、思い通りに出来ず残念。立っている所より、一段と低い位置に花しょうぶが植わっているので、結構ツライ。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

ちょっと大きくないですか?...いや別に職質しているつもりはありませんが。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

カエルを発見。花しょうぶを撮っている姿勢ではなかったせいか、通りすがりの年配な人に「何か居るんですか」と穏やかに声をかけられた(笑)。カエルぐらいでは珍しい訳もなく、他愛なく去っていかれた。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
だが、しかし、実はこのカエルさん、大変珍しい...こともなさそう(笑)。園内を注意深く観察していた割には、1匹だけだったし~という結果からすれば、個人的には珍しかった。
模様があるけど黒くないから、モリアオガエルではないのかなぁ...シュレーゲルアオガエルが一番有力候補ですが、模様が付いていない画像ばかりがヒットしてやや違う気もする。模様は成長過程で変わるのかなぁ。ちなみに。Googleレンズさん的には、シュレーゲルアオガエルとのこと。

明るい単焦点レンズの酷い例(笑)。F値が2.8でボケやすい設定である。どれぐらいボケるかというと、正面にいる犬の鼻にピントを合わせると、目のあたりで既にボケているという。植物や食べ物でもそうです。あんまり気にしない、奥行きの距離でボケます。光の加減もミスっているし、この辺は根気よく修正撮影したいところでした。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

犬であれば目はボケずに撮りたいですかね。あと犬相手なので、良い感じに向いてくれないとかありますが、こっちが動いてみるとかもありだと思います。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

御意。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

森(松)の中を歩く。木陰が続いており、吹く風が涼しくて心地よい。花しょうぶ園を見下ろせますが、木陰がなくなり日差しが暑い。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
松ぼっくりが大きい。

住居跡。いよいよ遺跡っぽいところに出ました。とはいえ、すべての看板を撮ることはしなかったです。風化が激しく、文字がほとんど読み取れなかった標柱には「馬渡埴輪製作遺跡 日本宝くじ協会より寄贈」のような文字があっただけ。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
この地は、古墳に立てる「埴輪」を製作していた遺跡であり、古墳そのものではないようです。粘度採掘坑、工房、窯などの遺構があるので、埴輪の製造工程をほんのり想像すること出来る。割れたものが1ヶ所に集められていたということが書いてあった。

一連の工程および住居までもが、一か所に集まっている事が珍しいんだとか。住み込みで働いていたら、いつの間にか町を形成するようになっていたとか?

もしかしたら、検品作業もあって、ボツ品がなったに違いない(笑)。古墳まで運ぶために、梱包荷造り、荷下ろし開梱などの作業もあったかも?

水辺の生き物たち

あっち行っては行き止まり、こっちに行っては行き止まりを繰り返しながら、散策を楽しんでいました。小川をよくみると、キラキラしているように見えたのですが、砂金か金属破片が底砂に混じっているようでした。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
比重によっては、写真のように砂の上層部に上がってくることもあるみたいだが、まぁ金ではないと思う。ある所より下流側の底砂を確認すると、同じ状況はまったくなかった。
子どもの頃、砂金採取ごっこしたなぁ...園芸用の土で(笑)。

蓮スポットにて、メダカを発見した。さっき、子どもに荒らされていたからなぁ(笑)。大変でしたね。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

蓮スポットにて、ザリガニが浮いていました。確か公園に来た時、水辺の中に入って、蓮に紛れるように遊んでいる子共が居たなぁと思い出す。子どもの無邪気な単なる遊びレベルだろうが、どこか痛ましく感じてしまった。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
それとも外来種により、駆除された姿なのか。だとしても、駆除後の姿を回収してもらいたいものだ。
...白いのは毛虫かのう(;´・ω・)

蓮スポットに生存者は居ない。そう確信し、散策を続けては、また行き止まりにあい、引き返す。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
全部の蓮の花が、写真のように咲いている訳では無いので、過剰な期待はしないでください。

最大限に注意深く散策していると、水中で蠢く者を発見した!生存者か?!
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
小さなザリガニです。メダカを狙っているようで、狙っていないようでした。

メダカの種類が多いようです。足が生えたオタマジャクシも参戦(笑)。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
望遠レンズがちょうど良いかなと思っていたが、私がじっとしていたせいか、思っていたより手前に来られたので、終盤はほとんど焦点が合わず残念。じぃっと人が固まっていると、エサでももらえると思って、近寄ってくるのかなぁ...。まさか、鯉じゃあるまいし(笑)。

焦点を水中の生き物に合わせたいのに、7割ぐらい水面に合ってしまうオートフォーカスさん。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020
これはこれで良くて気に入った1枚。しかし、今は水辺の生き物を撮りたいので、一瞬が大切なので、思い通りに素早く焦点を合わせたいところです。

終盤になって、マニュアルで焦点合わせもやったけど、既に圏外の距離...遊歩道も狭く下がれない。時間もなく、詰みました(笑)。
馬渡はにわ公園内の花しょうぶ園2020

偉大なる公園である

事後調査で、公園の沿革を知ることが出来た。

花の名所をつくろうと、平成3年(1991年)に地元住民の方が花しょうぶ4,000本を提供したのが始まりという。それ以来、平成16年(2004年)まで地域の方々が、手入れをしてきた。最初から、あの広さだったは分からないが、地域の人たちが凄いと思う。

ド素人なりに、例えばこう想像してみる...。近くの空き地を利用して駐車場付きの花の名所にしよう、花を買い・土を買い・仲間を集めて・土地を整備し・植えて・開花まで気にかけて必要なことをしていく...。知識が乏しく、簡単にしか想像できないが、やはり大変そうなのは分かった気がする(笑)。
もちろん、造園会社などその手のプロに意見を聞きながら、業務委託するのもありだろう。

ちなみに、平成16年(2004年)以降は、その維持管理が市によって行われている。
「2019年の記事で28年目を迎え」とあるので、2020年は29年目、来年2021年でキリの良い30周年ということだ。4,000本で始まったという花しょうぶ園は、2019年時点で100種20,000本を超え、今も地元住民に愛される公園となっている。

<参考>
観光いばらき>馬渡はにわ公園
市報ひたちなか~まちの話題>馬渡はにわ公園2019/06/13


後記

比較的近い所で花しょうぶを楽しみつつ、まだまだ近い所に見所が潜んでいるもんだなぁと思う。もちろん、知っている人からすれば、今までなんで知らなかったの?(笑)。となるのかもしれない。最近の世の中は、多種多様な事柄があり、知って当たり前のことも知らんのだよ。

駐車場から、すぐのところに花しょうぶが広がっているので、スポーティな自転車乗りの人も少しは安心して、自転車から離れて散策を楽しめるのではないでしょうか。正式な自転車置き場は...無かったかな(汗)。

潮来市あやめ苑の解説板いわく、あやめ・カキツバタ・ハナショウブなどの総称が「あやめ」とあるので、解説板や公園施設名称に特に記されていなければ、総称という「あやめ」で言い切ることにしています(笑)。

おわり。

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どうも、水戸近辺在住のtanayasu99(たなやす)です。ブログタイトルを変えて再出発な2024年となります。ブログの内容をクロスバイクやサイクリング、その他雑記、気になった商品の備忘録で続けていこうかと頑張ってみます。よろしくお願いします。

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