tanayasu99(たなやす)です。
夕方は、とある所へ食べに行きたい、日中は竜神峡に行きたいという妻側の方で家族会議が行われていたようです。私はドライバーとして働くことになりました(笑)。
目次[非表示]
久しぶりの竜神峡
5月の緊急事態宣言解除後、車で来たことがありましたが、その頃はまだ閉鎖されていました。今年は鯉のぼりもやらなかったのかなぁっと思うと、悔しいですね。今回は閉鎖解除、新型コロナによる制限事項はあれど、おおむね問題なく観光できる感じでした。台風の被害だったかな...まだ復旧できていない道もありました。天気は曇り空でしたが、薄い雲なのか、ちょっと蒸し暑かったです。
竜神峡に架かる竜神大吊橋を渡る
第一駐車場が満車にならない程度でしたが、出入りが多く、県外ナンバーも多数見られました。大吊橋を渡るためには、料金所でお金を払わなければいけません。大人個人320円とのこと。JAFアプリで会員証を提示すると、1人当たり30円引になりました。5人居たので、150円はお得になったはず。どういうわけか、団体用大人290円の入場券をゲットしました。
3ヶ所に設置されているという、「のぞき窓」です。ホームページで見る綺麗な窓とは違って、どれも曇ったように見えていました。ローカル線の電車の窓が汚れていると、廃線フラグが立っていると聞いた事がありますが、大丈夫かなぁ。廃橋しないで頑張ってほしい。
渡り切った所です。建造物カリヨン。
どうやらこれ以降は、特にどこかへ突き抜けてい訳では無いようです。湖面付近に下れるはずの階段は閉鎖されていました。それ以外行けそうなところは行ってみたつもりです。
こんな所もあったんですね。
カリヨン(木精の鐘=もりのかね)に迫ります。「お金は出すから」と義父上様の勧めにより、私と妻は鐘を鳴らしました。ありがとうございまーす!!
愛の鐘、幸福の鐘、希望の鐘と3種類あります。100円を投入し、いずれかのボタンを押すと、記念カード排出と共に、盛大に鐘が鳴り響きます。見事な電子制御です(笑)。どれを選んだかは、写真のとおりです。
日本一の長さだった竜神大吊橋
竜神大吊橋の長さは375mあり、歩行者専用の吊り橋としては、昔は日本一の長さだったというのは、よく聞く話です。いったいいつ頃、どこの吊り橋に抜かれたのか?...それは、2006/10/30にオープンしたという、大分県にある「九重“夢”大吊橋」(ここのえ"ゆめ"おおつりはし)とのこと。しかし、大分県の大吊橋も、その後、「吊り橋の長さ」で抜かされます。それが、静岡県にある「箱根西麓・三島大吊橋」(はこねせいろく みしまおおつりばし)とのこと。3つの橋のスペックの一部を抜粋してみた。
アイス...そして蕎麦への道が開かれた
戻ってきて、小腹が空いた&少し暑いということで、アイスを食すことに。物産センター建屋にあるアイス屋さんは、時間外らしく外窓による即対応はなく、店内に行かないといけない。駐車場側にあるもう一つのアイス屋さんへ。これがけっこう良かった。とても気さくな店の人が対応してくれて、宮崎県マンゴーアイス推しが良い意味で強く、どれでも良かったし、推しを聞き入れてマンゴーを選んでみた。5人中男3人がマンゴーを選んでいたことは、食べている最中に気付いた。店の人が言っていたとおり、しつこくないし、ほど良い甘さでありつつ、しっかりマンゴー味だった。
その後、とても気さくな店の人は、椅子を出してくれたり、小話を2,3個してくれたりと、とても有意義な時間を過ごせました。他の来客対応していると、1箱数個は入っていたであろう、メロンがまいどあり状態になっていたという...。そう、人間もしつこ過ぎないのだ(笑)。
アイスを食し終わり、次は袋田の滝へ行くか、どうするか会議していると...。とても気さくな店の人が、また話しかけてきてくれて、なんと福島県にある美味しい十割蕎麦屋さんを紹介してきました。追分なんだけど...県境から2kmぐらいのところを右に曲がるんだとか言われて、もしかして滝川渓谷の近くですか?と聞くと、そうらしい。近辺の国道は何回か走っていて、滝川渓谷の看板は記憶に残っているが、ハイキングな所だから、興味をもって見てなかったなぁ。お礼を言って、とりあえず車に向かった。
詳細な場所を確認し、店の名前も分かった。道は狭いようだが、行ける自信は「ある」になった。若干、「袋田の滝」行きの気持ちが全員あったみたいだが、「十割蕎麦」という十割にかなり惹かれていたのも事実。時期が時期なので、念のため、電話で聞いてみて、営業していること、16時まで、外で食べられるという情報を抑えた。犬連れなので、外で食べられるかは重要だ。とまぁ、電話で聞いた手前、もはや引き返せない(笑)。
竜神峡から福島県境(矢祭付近)へ抜けるルート
単純に北上しても良いのだが、狭い峠道を走り慣れていないと大変苦労する。ただ走らせるテクニックではなく、常に対向車を意識して、回避所または回避できる僅かなスペースを拾い記憶しておかないとダメだ。今回、2台つるんで走っているので、そんなリスクそのものを回避したい。なので、竜神峡から一旦南下し、県道36号線をとおり、国道349号線を走ることにした。ちなみに、竜神峡からすぐ北上して、国道461号線があるが、国道という名ばかりの道であり、ほぼ林道である。去年、北沢トンネルを貫通させたばかりで、新しい道として開通するのは、まだまだ先のようだ。先月様子見程度に、数年ぶりにコペンで走り抜けたが、ラクではないです。
県道22号線・猪鼻峠も候補として思い付いたが、これも狭かった記憶があったので、敬遠した。
いちばんの正解は、アップルラインのルートだったかもしれない。小生瀬十字路まで北上し右折後、左折し県道195号線を走り、アップルラインに合流。事後、Googleストリートビューで見る限り、アップルラインまでの道は、全2車線の道路になっている。アップルライン福島県方面も全2車線だったと思う。
国道から滝川の里まで
国道349号線を北上し、県境から確かに2km付近で、滝川渓谷の看板が出始めた。一番手前の出入り口は、土砂崩れなのか、通行止めになっていた。1km先にあるもうひとつの出入り口を目指し、こちらは通行OKだった。「滝川渓谷山頂 山頂の店 滝川の里」という看板に一同テンションが少し上がる。しばらく、全2車線のほど良いワインディングロードが続く。初めて通る道だったので、なんでこんなに良い道路になっているのだろうと不思議だった。登った先々には、簡素ではない立派な橋がいくつかあり、しっかりしたトンネルも1個あった。民家や田んぼが出てきたが、集まり具合からすると、狭い道の方がしっくりくる(もちろん広い道の方がありがたい)。いつかは狭くなるという警戒感はもちつつ、ようやくその時が来た。
まだまだ全2車線が続くであろう道から、中央車線のない道へ右折した。そして、頼りにしている看板の出現頻度が少なくて、まさか今右に見えた道か?!とか左に見えたあぜ道か?!とか、余計な詮索をしだしていた。
看板を見つけて、さらなる右折地点(丁字路)に入った。向かう方向からは、車2台も出てくる。それも県外ナンバー含む。なるほど、この先で間違いなさそうだと、すれ違いにやや不安を感じつつ対処。
道は下りが多くなり、「山頂」とはいずこへと少し焦る。どこかで看板を見落としたか、台風や猪の猛攻で吹き飛んで無理ゲーしているんじゃないかとか...RPGゲームでいうところの、道しるべになる重要な村人が居ない的な(笑)。
距離的には間違っている気はしない、もはや行くところまで行くしかない。そんな思いでした。
久しぶりに出会った看板は、「滝川の里 右折後900m」みたいな看板でした。やや下りが多い印象はあったけど、とりあえず「山頂の店」に近付いているという確信を得た。
そして、あっさり到着したのだった。道が狭くなったあの時以来、心休まることは無かったが(警戒心ありぐらいのこと)、見通しの良い丁字路で2台...だけだったかなぁすれ違った車は。そのせいもあり、見通しが悪い状況が長く続いた印象はなく、そんなに走りにくくは無いと思う。
山頂の店 滝川の里 こだわりの十割りそば
物産店 兼 蕎麦屋さんみたいな感じでした。私はてんざるを頂きましたが、とても美味しかったです。道中の大変さを顧みず、また食べに行きたいと思う。...蕎麦の写真はありません、撮り忘れました。ちなみに、確認していたとおり、外で食べることができ、犬連れOKでした。店の外には、小川が流れており、あやめ・カキツバタ・しょうぶのいずれかが咲いていました。店員さんに聞いてみると、数は少ないけど蛍が飛ぶそうです。
そのほか、小柄で年期の入った滑り台や鉄棒、ジャングルジム、ブランコ(チェーンや座板は無い)がありました。昔、分校でもあったのかな...と後から気になり調べてみたら、通ってきた道沿いに「矢祭町立東舘小学校追分分校」の入口(石柱)があったぐらい。山頂の店が元々なんだったのかは不明に終わった。
夕方の食事までには、直接向かっても、時間が余るという。「袋田の滝」案が出たが、私の気分はそこではないらしく本気推ししない(笑)。「月待の滝」を提案し、数名の頭には候補に挙がっていた事だろうと思う。
月待の滝にて珈琲を
「裏見の滝ですよ」向かう道中、そんなことを2回連続で強めに言った。聞きなれないフレーズなので、大半が「恨み」と聞き取る事だろう。実際は、滝の裏に回り込むことができ、落ちる水(滝)を裏から見れるということです。なんどか行ったことがあるので、水量や変わったことが無いか、なるべく気にして見た。
滝を撮るのは面白くて、好きです。シャッター速度を速めにして撮れば「一瞬」を捉えて、水の流れが細かく粒になる。
シャッター速度を遅めにして撮れば「流れ」写し出し、糸や線のようになり、深みのある白っぽさに仕上がる。
川や滝の広告などに使われるのは、糸のような線っぽいものが多いですね。
そういえば、こんなのあったんですね。すべての滝をくぐった先に夢地蔵様がいらっしゃるようです。
やっている人見たことないよなぁ。「ここの傘を使ってね」的なことが書かれているけど...無いしw。今度、持参して行こうと思った。
滝への降り口付近にある木の根元に、「ここまで増水しました」という印が書かれていました。台風・大雨によるやつですね。のちの程の珈琲イベントで店の人から話を聞けましたが、だいぶ恐ろしかったようです。あの滝から流れてきたという岩がゴロゴロあるし、当日はお店ごと流されたと思ったのだとか。
店内には四季折々の写真など飾ってあり、その中にはもっと昔の増水時の写真がありましたが、決壊して噴き出しているかのような爆発的な放水に見えました。去年のは、それぐらい凄かったんじゃないかという話でした。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちなみに、滝つぼは普通はこんなに濁っていません。気にはなっていたのですが、上流の方で工事をしているからとのこと。ぁぁそういえば、あの橋だろうか...。さらに5月頃も田植え作業で濁るんだとか。
3ヶ国の豆をその場でブレンドする
ここの蕎麦やコーヒーは食したことがあり、とても美味しかった印象があります。今回は5人いるということで、「新発売 究極の三たて珈琲」を注文した。とはいえ、2名ほど普段からそんなに好きじゃなくて飲めないという陣形である。作戦としては、よく飲む他の2名が1.5~2杯ほど飲むといった感じです。「3つの豆を、マシンのケースに入れてください。」...それだけの説明でした(笑)。ちょっと待てwと内心思いながら、途中まで入れてしまった。B,C,Gのこと、それぞれどのような特徴があるのか、聞いてしまった。苦味とまろやかさと、何かだったと思う。もう覚えていない(笑)。とりあえず、好きなように入れて良いよということだったが、すでに苦味重視になっており、じゃぁまろやかさでこの豆だ!みたいな。
Bはブラジル、Cはカナダ、Gは...グアテマラでしたっけ?違う気がする。家に帰ってからも、確認したけど覚えられなかったようだ...復唱もしたのになぁ。。。記憶力がヤバいな。
なんかみんな美味しいと言っていたので良かったんだと思う。そんなに飲めないはずだった1名が、美味しいということで、普通に飲めていたようです。つまり、それほどのコーヒーだった(仕上がった)ということだ。素晴らしい。
後記
夕方の件は、特に写真もなければ、品名も正確に覚えていないので割愛する。竜神大吊橋からの十割蕎麦屋さんは痛快だったなぁ。思わぬところからの情報、ちょっと大変だけど行ってみて、結果満足している。こういう旅をたくさんしたいね。
道路上の電光掲示板には「北海道・東京圏の往来は自粛してください」みたいなことが表示されていたので、おおむね県境を超える移動は制限されていないようだ。と思った。
おわり。
0 件のコメント:
コメントを投稿