那須塩原なんちゃって紀行~後編(回顧の滝と田んぼアート)

2020/08/09

ドライブ 写真

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こんばんは。
tanayasu99(たなやす)です。

あんまり乗り気ではなかったのですが、また那須塩原へ行ってきました。というお話の後編です。

前編では、竜化の滝と千本松牧場に立ち寄ったお話でした。ちょっと行ったり来たりの非効率感が嫌でしたが、他に近場で行きたい場所を思い付きませんでした。
那須塩原なんちゃって紀行~前編(竜化の滝と千本松牧場)

後編では、回顧の滝と田んぼアートを見てきたという...普段運動していない一同...後半は体力の限界が垣間見えてきます。

回顧の滝

「回顧」と書いて「みかえり」と読ませる。変換しても出てこないや。
参考:とちぎ旅ネット>観光情報検索>那須エリア>回顧の吊橋・回顧の滝

道の駅の方から国道400号を走って行くと、左手に駐車場が見えます。道路沿いに駐車場があるのですが、突然現れる感じなので、見落としそうな気がします。駐車場の先に、がま石トンネルがありますので、トンネルが見えたら...いや駐車場の入口が先に見えるか。。。

がま石トンネル直前にある旧道区間は通行止めでした。こちらからであれば回顧の滝を近くで見られそうな気がしたけど、どうにも行けそうにない。
参考:(更新日:2020年8月4日)栃木県ホームページ>県政情報>庁舎・組織の案内>県土整備部>一般国道400号下塩原バイパス「がま石トンネル旧道区間」の一時通行止めについて
工事の完了予定日は、令和2年(2020年)10月31日らしいです。

「塩原渓谷歩道」とのこと。回顧の吊橋、回顧の滝とあります。
回顧の滝2020夏_駐車場付近

「日光国立公園 塩原 墓石園地」「塩原地区歩道案内図」...文字だけは薄くならないんだなぁ。
回顧の滝2020夏_駐車場付近

「塩原渓谷線歩道」...英語だと「Trail」ってありますね。まぁ雰囲気的に山道な感じはあります。
回顧の滝2020夏_駐車場付近

どうやら、回顧の吊橋を渡った先で通行止め歩道がありますが、滝の観瀑台へのルートは通行可能です。
回顧の滝2020夏_駐車場付近回顧の滝2020夏_駐車場付近

駐車場から回顧の吊橋へ(ゆるやかコース)

「ゆるやかコース」「健脚コース」の2つのコースが用意されています。全会一致で「ゆるやかコース」へ。道標には「緩やか」「急坂」とあり、統一性のなさには少しがっかり。

旧道の下をとおる隧道ですかね。
回顧の滝2020夏

植物。Googleレンズ先生に判断を仰ぎましたが、微妙に違うような。。。
回顧の滝2020夏回顧の滝2020夏

「よく見る小鳥たち」。シジュウカラ、コガラ、ヒガラノ、ヤマガラ、エナガ。
回顧の滝2020夏_鳥の紹介
確かに鳥の鳴き声は聞こえていましたが、その姿を見かけることはなかった。見るのは難しいんじゃないかと...。

回顧の吊橋を渡る

回顧の吊橋(Mikaeri Suspension Bridge)。「吊橋をゆらすのはやめましょう」とのこと。
回顧の滝2020夏回顧の滝2020夏
昭和62年(1987年)に完成した全長100m、高さ約30mの吊り橋。数ある塩原の吊り橋でも高さと眺めは随一なんだとか。基本的な耐久年数がよく分かりませんが、所々錆びておりました。

体重55kgの大人が360人乗っても耐える力を持っているそうです。360人...入り切るもんなんだな。。。そして、風速55m/sにも耐えるのだとか。

それゆえに、double five bridgeと呼ぶのかは知らない。たぶんそんな異名はないだろう。

それだけの実力があるのに、「ゆらすのはやめましょう」とはどういうこと?とか要らぬ詮索をしてみる。揺れるのは大した問題ではなく、揺らしている本人がダイブし兼ねないとか、揺られて恐がる人間も居るだろう..とか...あぁ無くは無いなぁと思う。

橋から下流を見渡す。奥に薄っすら見えるのは、有料の「もみじ谷大吊橋」です。ちなみに回顧の吊橋は無料で渡ることが出来ます。
回顧の滝2020夏

橋から上流を見渡す。
回顧の滝2020夏
川の水位が低いような気がします。上流には箒川ダムがあるので、そちらで水位調整しているのか。ここもダム湖にあたるようなので、下流にある塩原ダムで水位調整なのか。

遠くに見えるのが回顧の滝でした

橋を渡り終え、通行止めの歩道は軽くスルーして、観瀑台に到着。遠くに見える滝が回顧の滝です。...木々が生い茂り、見晴らしはそんなによくありません。
回顧の滝2020夏_滝が遠い
観瀑台では、蚊が多くて休憩もままならない感じでした。橋の上で休憩した方が良いぐらい(笑)。
回顧の滝(Mikaeri-no-taki Falls)。
約55mの落差をもつ回顧の滝は、塩原十名瀑のひとつとのこと。本日、2個目の塩原十名瀑となりました。

その昔、ここで旅人たちが名残惜しそうに塩原を振り返っていたことから、「みかえり」と名付けられたんだとか。

回顧の吊橋から駐車場へ(健脚コース)

物足りなさを感じてか、単身、健脚コースで戻りました。というか、距離の短さが目についた。この場合の蟇石(がまいし)園地と駐車場は同じ場所のことで良いと思う。ほぼそんな感じの距離です。
回顧の滝2020夏
道標には、ゆるやかコース(緩やか)185m、健脚コース(急坂)130mとあり、健脚コースの方が55mほど短いのです。となると、問題は傾斜だけかと。

行ってみると、階段1段の高さが、ゆるやかコースにあった階段より微妙に高いところもある。連続する階段の数が多い。
回顧の滝2020夏回顧の滝2020夏

爪痕かな。
回顧の滝2020夏
俺も負けじと、爪痕を残せば良かったなぁとか思ったり...やったら器物破損になるのか。

あっという間に到着。あんまり写真を撮ったりしなかったしな。
回顧の滝2020夏回顧の滝2020夏
「塩原渓谷歩道」の道標あたりで、駐車場とほぼ同じ高さですね。分岐点からここまで約2分半かかりました。単身黙々と登ったからですかね。振り返ることすらしなかったのは、もったいなかったなぁ。もう少し周囲の景色を...と思って見渡したつもりですが、特に強烈な感動もなく。。。

ちなみに「ゆるやかコース」の下りは、写真の枚数からしてタイムラグがあり、約5分かかっていました。階段が無いほぼ平坦な道もあるので、確かにゆるやかコースです。

ゆるやかコースを登っている別動隊は、既に着いているのか?駐車場付近を探したがおらず、ゆるやかコースを下って見る事にした。1つ目の階段の踊り場的な所で合流(笑)。ゆるやかコースの登りも5分ぐらいかかっていました。

階段があるからといって油断してはいけないことがあります。階段部分の土がえぐれているのか流されているのか、思い掛けない段差に足を取られそうです。気を付けましょう。

健脚コースは階段が連続しているので、短時間で負荷をかけます。しかし、やはり距離が短いのでそんなにツラくはないはず。少ししか息が上がっていない状態で...というか駐車場付近で探している間に整ったせいか、合流時に涼しい顔してるなぁとか弄られたり。

一同、駐車場で休憩。竜化の滝といい、程良い運動になっています。マスク着用というハンデがあってこれなら、マスクさえ無ければとか思ったりした。

その他の気付き

【史跡 塩原軌道 「塩原口」駅舎跡】とのこと。明治45年(1912年)頃から昭和7年(1932年)頃まで稼働していたそうです。昭和2年(1972年)の金融恐慌、続く世界恐慌などによる不況、大正15年(1926年)から始まった乗合自動車の普及も重なり、経営が難しくなったんだとか。
回顧の滝2020夏_駅舎跡の説明
昨今の自動車交通事情を考えると、マイカーなんて...って思い始めるところですけど、そんなの極小なんでしょうね。

「尾崎紅葉の碑」。明治時代の小説家さんかな。新聞社に入社し、「金色夜叉」などを連載していたんだとか。
回顧の滝2020夏_尾崎紅葉の碑回顧の滝2020夏_尾崎紅葉の碑
有名な小説家さんが塩原を3泊4日ほど訪れ、名所旧跡を始め食事の内容までこと細かに書き留め、後に「塩原紀行」と題して発表したみたい。さらに、「続々金色夜叉」の始めに、塩原の風景を称賛している文があるんだとか。

小説をとおして塩原を全国に広めた功績を記念して、塩原温泉の入口にもあたる、この地に石碑を建設したそうです。

モンキチョウと...なんですかね。ホタルブクロ属モモノハギキョウに似ている気がする。キキョウに見えるぐらい、花が開くそうです。
回顧の滝2020夏_植物

道の駅湯の香しおばら、田んぼアート

まだ時間があったので、休憩をかねて道の駅「湯の香しおばら」へ。田んぼアートを見渡せる見晴台が目立っていましたが、先刻もう登りたくないという声も記憶に新しい(笑)。

気になったドラフトコーヒーを頂きました。アメリカ発祥のアイスコーヒーの一種とのこと。ビールサーバーを使って窒素を含ませながら注ぐので、見た目は黒ビール(笑)。
道の駅湯の香しおばら_ドラフトコーヒー道の駅湯の香しおばら_ドラフトコーヒー
泡から既に濃厚な味わいで、いつまでも残ります。真夏の散策に疲れた体に染みます。道の駅「あぐりのカフェ」で販売中。

凄いぞ!!田んぼアート

道の駅の中を歩いて行くと、道路から見えていた見晴台以外に、もうひとつありました。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート道の駅湯の香しおばら_田んぼアート
「無断立入をご遠慮ください。」...ウェルカムな感じでは無いのか?でも「見てください」ともある。「カード」というのも、何のことか分かりません。いわゆる「ちょっと何言っているのか分からない」ですね。(①に行けば分かります。)

②観賞台で見られる田んぼアート。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

支援箱。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

休憩所。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

①付近にある案内板。①は観賞櫓というのね。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート
こう見えますよ的な案内で、角度は付けなくても良いと思うのですが。なんだかよく分からんなぁという違和感より、どんなアートなんだろうという、お楽しみ感があるのか。

櫓。ここで1人100円...払わないといけないのか微妙な書き方でしたが、スタッフが居ましたし、払いました(笑)。同時にカードを入手できたので、旅の思い出としては良いんじゃないでしょうか。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

①観賞櫓から見られる田んぼアート。なかなか今年の事を表した良いアートではないでしょうか。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

櫓の様子。道の駅以外にも田んぼアートがあるようです。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート

ちなみにカードはこんな感じでした。ようやく、序盤の「カード」フラグを回収した気がした。
道の駅湯の香しおばら_田んぼアート道の駅湯の香しおばら_田んぼアート
連絡先は携帯番号だったので、なんとなく伏せてみます。なんのための連絡先なのか、よく分からない。感想でも伝えたら喜ぶのだろうか。

本日の序盤でこれを手にしたかった

終盤、道の駅の「あぐりのカフェ」店内においてあったパンフレット群の中に、「水と橋めぐりスタンプラリー」台紙を見つけました。道の駅から、国道400号付近にある観光スポット、上三依塩原温泉口駅(かみみよりしおばらおんせんぐちえき)まで、全21ヶ所を巡れるものです。(賞品交換の最低条件は6つのスタンプです。)

...今日この辺を巡ってきたよなぁ...「竜化の滝」で見かけたスタンプラリーってこれだったんじゃないの?とか思ったり。...スタンプラリーの台紙が置かれている所は限られていそうだが、千本松牧場が集合場所だった時点で、この台紙は入手したかったなぁ。

帰り道で台紙の有無とクイズを確認するため「千本松牧場」に立ち寄りました。台紙は大量にありました。クイズはマニアック過ぎて、内心笑いました。

スタンプラリーが無くても楽しい1日だったけど、あれば巡回効率は120%だったに違いない(笑)。

スタンプラリー6ヶ所押印でエコバッグが貰えます。台紙を郵送するか、「塩原もの語り館」に持参すればOKです。
21ヶ所のクイズで18ヶ所正解すれば、さらに賞品がもらえるそうです。どんな賞品なのかは不明。

実施期間は2020/07/18~2020/08/30とのこと。

これに関する情報を掲載している観光案内系のホームページを見ると、少しだけ言葉の違いが見られる。「スタンプラリーで参加賞がもらえます。さらに抽選で賞品が当たります」とあり、該当スタンプラリーには「抽選」の文字が見当たらないけどなぁ...台紙の裏にある「とて焼スタンプラリー」のことではないよなぁ。
参考:とちぎ旅ネット>イベントを探す>那須エリア>水と橋めぐりスタンプラリー〔那須塩原市(塩原温泉)〕


後記

竜化の滝と回顧の滝で相当疲れた感じでした。ちょっとした山登りが含まれる所は、気を引き締めて行かないとダメですね。スタンプラリーも、可能な限り事前に、どういう道のりか確認しておきたいものです。

自分の体力に見合った巡り方をしないと、事故につながりかねません。...まぁ早めに「ここまでにしよう」的な判断が出来れば良い話ですが。

スタンプラリー台紙を手に入れたせいで、ちょっと興味が持続しています。8月中にまさかの那須塩原3回目あるかなぁ。。。

塩原十名瀑を巡るのも楽しそうです。...工事で行けない所もあるかもしれませんが、事前に調べてみようかな。

おわり。
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どうも、水戸近辺在住のtanayasu99(たなやす)です。ブログタイトルを変えて再出発な2024年となります。ブログの内容をクロスバイクやサイクリング、その他雑記、気になった商品の備忘録で続けていこうかと頑張ってみます。よろしくお願いします。

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