寄り道大好きtanayasu99(たなやす)です。
クロスバイクで常北八景を巡ってみた【前編】【後編】を記してきました🚲。今回は、その道中、立ち寄った所を記します😁。
常北八景巡りで気になり立ち寄った所
常北八景の各景勝地と、道のり以外は、特に調べていませんでした😅。体力的にも時間的にもそんな余裕はないだろうという考えでした。しかし、休憩がてら立ち寄るのはありかと🤔。
小松水管橋
小松寺から清音寺に向かう途中、左側通行を維持してみたが、わずか数百メートルで挫折w。自動車が対向車線にハミ出てまで追い越していく様子に、申し訳なく思ってしまったので💦。反対車線側にある歩道を走れば良かったのですが(やむを得ない事情という事で😣)、自動車に向かって対応している感じが個人的に好きではないし、こんな豆腐メンタル発動もあろうかと別ルートを用意していたのです😁。ぶっちゃけ、申し訳なくどうこうより、車でも走ったことがない道を魅力的に思ったというのもあるのですが😏。
最近、なにかと気になる水管橋😀。これにも名前があるのだろうかと、探してみたら『小松水管橋』とのこと。小松浄水場に繋がっているようです。
恒例の銘板撮影。樹木に遮られ、立ち回ろうにも限界があり諦めました😥。
小松水管橋
2000年1?月竣工
常北町
?間延長:67.5M
水管橋形式:逆三角トラス補剛形式
施工:茨水建設株式会社
製作:東海鋼管継手株式会社
東海鋼管継手株式会社(現:東海鋼管株式会社)は、西日本に本社をおく企業です。ホームページをみたら、実績紹介に水戸市の災害復旧工事について記されていました。小松水管橋は社名変更前の事なので、載っていないのでしょう。いろんな形の水管橋があって、見ていて飽きないです。
ダムほどのストーリーや見応えは無いにしても、水管橋カードなるものがあっても面白いのでは?とか思ったり。まぁセキュリティやテロ対策など考えると、やらない方が良いかもしれない?
この後の道のりは、キツめの坂道を2ヶ所ほど登るだけ。県道51号より遠回りですが、「交通量が少なさそうで気がラク」「走ったことがない道を走る」という魅力は捨てがたくw(まだ体力があったし)。
うなぎ地蔵と竜潭渕
小松寺から清音寺に向かう道中、さきほどのキツめの坂道を走破したことで、気分上々⤴⤴😁。その後は知っている道を、自転車では初めて走るのでちょっと不思議な気分(まぁよくあることですが😅)。Googleマップでは「龍潭渕」でしたが、説明板には「竜潭渕」とあったので、ここでは「竜」で記します。
少し傾斜があるカーブのアウト側に、お地蔵さんと説明板あります。
『うなぎ地蔵と竜潭渕』説明板。
水戸黄門さまが、清音寺詣での帰りに、藤井川のこの辺りで鮎釣りをして、水が清く、竜がひそんでいるような深みに感動し、「竜潭渕」と名付けたそうです。
清音寺にひと際目立つ美しい真面目な小僧が、毎日ご本尊に赤飯をお供えしていたそうな。黄門さまが釣りをしていた日、大きな「うなぎ」が釣り上げられ、腹を裂くと赤飯が出来たんだと。同日から、あの小僧は姿を消し、赤飯のお供え物も見られなくなったことから、小僧はうなぎの化身だったのではないかと、村人はその供養のために地蔵を建て、うなぎ地蔵と呼ばれている。
うなぎ地蔵は、向かって右側とのこと。
だいぶ縦にスタイリッシュな「うなぎ地蔵」です。そして、左の方と共に、牛乳がお供えられています😦。今もなお親しまれていることが伺えました。
『竜潭渕』はこちらです。カーブのイン側です。歩道がなければ、降りる所もなく、ガードレール越しに見るだけです。
説明板があるわりには、駐車場がなく、待避所もなかったような気がします。
この景観は、栃木県茂木町国道123号沿いにある「馬門の滝」(まかど の たき)に似ているような気がしたので、しっかり観光資源として活用したら良いのになぁ~とか思ったりします。(見応えは「馬門の滝」の方があるけど。)
まぁ、ひっそりとひと気が少ない感じが好きなんで、このままでも良いです😅。
鎌倉坂ロードパークと勝見沢隧道
清音寺から勝見沢に向かう道中。『鎌倉坂ロードパーク』沿いには、ちょっとオシャレな歩道とベンチ、溜池があります😄。ロードパークという割には駐車場といえる敷地はなく、待避所というか、そんな感じの駐車スペースがあるぐらいです😑。よく、トラックとかが停まっています。
常北ふれあいマップ。合併前の「常北町」印です。
溜池。
ベンチと駐車スペース、歩道。屋根ではありません...簾でもありません。
『勝見沢隧道』です。塞がっていますが、通れていた時代もあったそうです。
インターネットでも探してみれば、開通している写真が...ヒットしなかったです。図書館で、「常北郷土文化研究会」制作の「常北の文化」で白黒写真にて確認しただけです😅。第23号だったかなぁ、うろ覚えになってしまいました🤔。
「勝見沢隧道の歴史」説明板。コケが凄い😲。
ちなみに反対側はこんな感じでした😥。穴の面影すらありません。
広いスペースの入口には、柵が設置されていて、一般車両は出入り出来ません。
すぐ近くに「勝見沢経塚」があったのですが、少しのんびりしすぎたので、また今度😣。
赤沢江憩いの広場
常北八景「上泉の帰帆」到達後の道中で立ち寄った所『赤沢江憩いの広場』。事前にストリートビューなどで把握していたのですが、実際に立ち寄れたのは今回が初めて😁。ストリートビューで気になっていた石碑。
どうやら、歌碑のようです。「滝」ですか~、石碑の左にある少ない水量のことですかね🤔。まぁ、そういうこともありますよね。
水は出続けているようで、溜まるとなかなかのようです。良い感じに流れています😀。
なお、道路沿いには約1kmにわたり、桜の木が植えられており、見応えがありそうです🌸😁。
駐車スペースはありますが、あんまりおススメしません。
城里町指定文化財「赤沢江跡」
城里町指定文化財「赤沢江跡」説明板。これは、さきほどの憩いの広場から少し離れた所にあります。水戸藩 初代藩主 徳川頼房の命によってつくられた農業用水路のことです。工事に関係した人の中には、辰ノ口江堰や小場江堰、岩崎江堰など手掛けた「永田茂右衛門・勘右衛門」(もえもん・かんえもん)親子の名がありました😀。(「右」を含んだ表記は初めて見たかも。)
この説明板だけだと、どの辺が「農業用水路」なのか分かりませんが、説明板設置の道路沿いにある川のような水路がそのようです。
とある資料を真似して、周辺の水路だけを線で引いてみるとこんな感じ👇。
木々の生い茂りで見えませんが、水路が残っています。
水路から水を引いてきて、田んぼに流してそうな図。
この水路の凄さは、その距離なのだろう。道の駅かつら周辺(御前山ふもと)から、ほぼ那珂川沿いに南下し、阿波山付近で内陸に入り、高久﨑、春園、石塚の風隼神社付近を通過し、上泉、那珂西(説明板)がある所に到達し、さらに水戸市飯富に至るという。その全長約18kmとのこと。
取水口になっている御前山ふもと辺りが、笠間藩領内の赤沢村だったようです。だから、「赤沢江」なのかなぁ~とか思ったり。まぁ、説明板付近に江堰があったという話も見かけたが、もはや遺構を見る事は難しいようです。
(明治22年4月1日、町村制によって、阿波山・下阿野沢・上阿野沢・赤沢の4村が合併して、沢山村になったんだと。それから約70年後また合併により桂村が誕生する。そして、桂村・七会村・常北町が合併して城里町。)
赤沢江の遺構は、洪水や地震などの影響でほとんど残っておらず、おそらく説明板もこれぐらいしかないようです。
隧道の洞穴を見て、おぉ~😲って思えれば満足なのですが、通行止めや藪深く、ちょっと無理そうである。
とまぁ。、ネットで調べたら、けっこうまとまった資料が見られて、とても興味深かったです😅。いばらきデジタルマップ
(駐車スペースなし。)
後記
主たる目的は、常北八景巡りですが、休憩も兼ねて、立ち寄れて満足でした😁。こうした文化財などが残されている所があるので、たまに興味をもって見てみるのも良いかと。道の駅かつら付近までサイクリングすることがあれば、取水口という名の洞穴を見てみたいものです。赤沢江跡全線を辿るのは、サイクリングとしてはちょっと厳しいか😣。水戸市の方なんか全然分からんしw。また気が付いた時に調べてみて進展があれば...ですかね。
おわり。
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勝見沢隧道のところの溜池、左手の林の陰で日中でも陽があたらず、凍ったときは子どもらがアイススケート場にしていた記憶、50年以上前。
返信削除コメントいただき、ありがとうございます😁
返信削除アイススケートが出来る程とは、凄いですね!!楽しそうにしている情景を思い浮かべてしまいました😏