こんばんは。策士策に溺れる...ではなく、策を弄してなんとか目標をクリアしようとするtanayasu99(たなやす)です。
さて、2025年の大詰め。年間目標の一つである「100km走破時の平均速度向上(17.1km/h以上)」を達成すべく、重い腰を上げました。 距離を走ることは前提として、問題はその中身(速度)。山坂道を攻めて散るよりは、平坦基調で確実に数字を取りに行きたい。というわけで、過去に走った「久慈川サイクリングコース(CC)~常陸大宮道の駅」のルートを再訪してきました。
果たして、成長なきペース配分のみで平均速度向上のリベンジは果たせたのか?その道中と結果のお話📝。
今回のルートと道中の様子

ルートは、久慈川サイクリングコースの起点から終点まで走り、そこからさらに久慈川沿いを遡上して「道の駅 常陸大宮」を目指すというもの。
遡上するぜい👍🚴。
久慈川サイクリングコースの現状
久慈川サイクリングコースは月いち程度で走っていましたが、今回走っていて気付いた変化がいくつかありました💡。堅磐地区の堤防樋管工事
ほぼ完了している様子。予定通り12/26に完了、翌日には開通しそうで一安心。
ゲートが奥へと移設され、見学所は撤去済みのようでした。

開通が待ち遠しい「通行止」よ。

カーブが良い感じである。

工事迂回中に見られる風景。思っていたより法面は芝でした。もっとブロックが敷き詰められるのかと思い込んでいました。

久慈川サイクリングコースの看板は古いままw。

新川戸橋が復旧へ一歩?!
損傷して通行止めの「新川戸橋」にて。何やら測量をしているのを目撃👀。あの味わい深い木橋、正式ルートなだけに復旧への期待が高まります。
たしか令和元年(2019年)東日本台風とは別のタイミングで損傷して通行止めになった。最後に渡ったのは2020年8月でしたから。

久慈川サイクリングコース正式ルートなのだが、迂回ルートの方が快適なので問題はない。しかし、風情ある古風な木橋の復旧も待ち遠しい。新落合橋や八幡橋の復旧経過を思い出すと、さらに1年以上はかかるだろうか。

入札状況を検索したら測量についてヒットしたので間違いなさそう。さらに国土交通省道路局の資料を見つけた。新川戸橋に「修繕」の2文字を確認できたので期待できそう。
久慈川(海岸から)24km地点
堤防工事が完了し、開通していました✨。これは走りやすい。
その先で、新しい堤防が途切れている地点。辰ノ口まで堤防が続いていれば気持ちよく走れるのだが、サイクリングコース主体ではなく、生活防災的な設置物だからなんとも。しかも農道が交差している地点が多々あるのでやりにくそう。そのために堤防へあがるためのスロープなんか敷設するのだが、すべてに設けるのは考えにくい。

なにやら、あらたに堤防工事をしているような...。

通行止めラーとしては、無事にフラグを回収できて満足。

神社近くまで迂回して...。結局、辰ノ口橋(左岸)から工事車両を出入りさせるため、ここも通行止め。ようやく開通したかと思えばすぐ通行止め。工事と開通のいたちごっこは相変わらずです。

車両が走り抜けるための道路ではないので、通行できなくてどうこう文句言うのも筋違いなので。各地マップ上では「サイクリングコース」「サイクリングロード」って載せられていることがありますが、現地にはそのような看板は一切ないこともある。正確には「河川管理用通路」であり、河川パトロールカーが走ることが優先される。一般向けではないのだ。
令和元年の水害から一転。各地では復旧工事などが相次ぎ、河川の在り方も変わりました。流木・流竹が橋を倒壊させる木々や竹林を伐採したり、損傷・通行止め・復旧工事・開通を経た橋、ここ数年だけでも久慈川、その支流の様子は大なり小なり変わってきました。基本クルマでは通行できないところゆえ、なかなかその状況を知ることはないのですが、自転車・サイクリングをとおして、なんとなく見てきた。自然との共存共生を感じずにはいられなかった気がします。
辰ノ口親水公園の「DRAGON BAMBOO」

辰ノ口親水公園の竹やぶ周辺が整備され、「DRAGON BAMBOO」なるエリアに変貌していました。もともとBMXコースであり、2025年春前ぐらいに期間限定で「DRAGON BAMBOO」イルミネーションやっていたので、そこへ遊具類などを設置したという感じでした。
展望台まで設置されている。 サイクリング中の立ち寄りスポットとして、今後じっくり見てみたいところですが、この日は「平均速度」という魔物が背中に張り付いているので横目でスルー。
公園から見えている辰ノ口堰。辰ノ口橋を渡り対岸から見てみようと思います。

ドラゴンバンブーーー!後日談
案内板。散策路沿いには、丸太ステップ、ブランコ、ジャングルジム、ロープアスレチック、展望台、オブジェが点在しています。2026年もイルミネーションを開催する予定とのことです。
くぐっていける竹のオブジェ。アートだ✨。

丸太ステップ。

ロープアスレチック。靴を脱いでいくので、足底にツボマッサージになって、痛い人にはツラい。

ジャングルジム。

展望台。久慈川を眺めつつ、サギの往来を見ることが出来た。

オシャレな行き止まりw。行き止ラー、通行止ラーとしてはグッジョブと言わざるを得ない。

子どもは、なかなか飽きずに遊び続けましたw。ロープアスレチックは「こわいこわい」言って、抱っこしながらで大変でした。
久慈川右岸 辰ノ口堰
久慈川右岸31km付近。辰ノ口堰にて。
道の駅 常陸大宮で昼休憩

折り返し地点となる「常陸大宮道の駅」にて補給タイム。
「おこわ稲荷」と「筑波どりの唐揚げ」をチョイス😋。疲れた体に染み渡る旨さ。しっかり食べて復路に備えます。

走行データとペース配分の妙
さて、肝心の走りについて。 今回の作戦はシンプル。「序盤にいかに抑えるか」。これに尽きます。 そしてもう一つ、機材側の設定としてタイヤの空気圧を6.0BARで挑みました。以前の5.5BAR運用から高めたことで、転がり抵抗の軽減を狙います。序盤~中盤:我慢の走り

ウォーミングアップを10kmほど済ませてから、久慈川サイクリングコース起点から本格的なスタート🚴。
堅磐地区(14km地点):平均速度19.6km/h

体感では「遅すぎるかな?」と思うくらい抑えて走りました。自分の実力で25km/h巡航なんて色気づくと、後半で絶対に爆死します。19.6km/hは、今の自分にとって絶妙な「抑え」具合。
久慈川CC終点(26km地点):平均速度19.3km/h

悪くない数字。ただ、頭をよぎるのは「後半のタレ」。脚に違和感が出始めているのか、単にセーブしているからなのか、感覚が曖昧になりつつありました。
折り返し~終盤:数字との戦い

折り返し地点を意識しつつも、じわじわと体力と脚の消耗を強く感じつつ、速度維持が精神的ストレスにもなる。
常陸大宮道の駅(55.2km地点):平均速度18.3km/h

明らかに垂れ始めました😅。脚に痛みを感じつつあったので、それを考慮すれば速度低下をよく抑え込んだと言えるでしょう。 ただ、ここでふと虚しさが。「これって身体能力が向上したわけじゃなくて、単にペース配分が上手くなっただけでは?」...成長していない疑惑に気づいてはいけない。
久慈川・玉川合流地点(68.7km地点):平均速度18.3km/h

おっと?思ったより落ちていない。序盤~中盤の我慢と積み重ねが効いているのか、18km/h台をキープ👍。6.0BARの空気圧も、疲れた脚を転がすのに一役買っている感覚がありました。
久慈川CC起点帰還(87km地点):平均速度18.0km/h

戻ってきました。目標の17.1km/hに対しては十分な貯金があります。しかし、脚はとうに限界。登坂なんてもってのほか。 ここからは100km超えまでの「調整走」。なるべく平坦を選び、無心でペダルを回します。
100km走破・平均速度向上リベンジの結果
| 項目 | 前回の結果 | 今回の結果 | 目標値 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 走行距離 | 102.3km | 103.07 km | 100km以上 | OK |
| 平均速度 | 16km/h | 17.6 km/h | 17.1km/h以上 | 達成!🎉 |
無事、目標クリアです! 前回のリベンジ(平均速度向上)を果たしました。
後記
今回の勝因は間違いなく「序盤のペース配分」でした。あと、空気圧6.0BARの恩恵も地味にあったと思います。「もう少し抑えれば、終盤もっとラクに走れるのでは?」という検証欲求も出てきましたが、正直なところ、今回の脚の痛みを考えると、これ以上の速度アップ(2026年目標18.0km/hとか)は無理ゲーな気がします😓。 来年の目標は、微増の17.8km/hか、あるいは現状維持が現実的なラインでしょう。
堤防工事が進み、もし新川戸橋が復旧すれば、このルートはさらに味わい深いものになりそうです。 数字に追われるだけでなく、次はDRAGON BAMBOOの展望台に登る余裕を持って走りたいものです。
おわり。

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