南指原ほたるの里の紫陽花と蛍が見頃で、蛍も人も多くて凄かった。

2020年6月20日土曜日

写真

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こんばんは。
tanayasu99(たなやす)です。

「P無」看板に戸惑いつつも入っていく人たち。おそらく、とりあえず入って確かめてみようという好奇心に違いない(笑)。
いっときは、笠間市のホームページにも掲載され、補助金も出ていた蛍の里です。地元広報冊子にも載り、テレビ取材もあり、もはや知る人ぞ知るスポットから、立地の割には県内外でとても有名な蛍スポットに成長したところなのだ。

人がたくさんいるところを見ると、どこが穴場なんだと(笑)。知名度的には穴場ではないが、いまでも穴場に思うのは、その立地ゆえだと思う。

史上最大数の蛍飛翔か

2012年以来、ほぼ毎年見に行っており、この日ほど、ここでこんなに蛍が飛んでいるのを見たことが無い。局所的にはちょっと多いかなと思う程度で、驚くべきは広範囲に飛んでいたことだった。県道付近の田んぼあたりまで数多く飛んでいた。
今までほぼ毎年とはいえ、シーズン中の毎日を見ている訳では無いし、最盛期に見れているとも思えないので、ここの「本気」が分からないのは確かである。しかし、この日の蛍たちは凄かった。

すべてのポイントに向けて、撮影することはしなかったので、写真でその凄さは伝わらないと思う。しかし、こんなに飛んでいたというのは分かるだろう。

単発写真。
南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020
ホワイトバランスの設定ミスって、暖色系になったのが残念でした。

比較案合成。
南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020

これだけの数になったのは、ほたるを守る会・現会長様のカワニナ大作戦が、とんでもなく大成功したんじゃないだろうか(笑)。

ただただ感謝

こうして蛍を見られるのは、「ほたるを守る会」の多大なるご尽力のおかげである。なにより、クラインガルテンがらみで始まり、本当はそこの会員だけで楽しむ予定だったのであろうところを、一般の人たちに見てもらっても良いんじゃないかという、心優しい行為に感謝しなければならない。

ここには20年の歴史がある。笠間市から補助金が出ていた時期、地域おこし協力隊から手伝いがあった時期もあれば、笑って話してくれていたが猪被害に悩まされ続けている。自分が知ったのは、ほんのほんのほんの僅かな事である。ただ見るだけの自分の存在が申し訳ないように思えた。行儀良く見ていたつもりなので許してください。

思い返せば、私が蛍を楽しく撮影してきた原動力は、ここ「南指原ほたるの里」のおかげである。茨城県内の蛍スポットについてネットで調べたり、知人に教えてもらったりして、見に行きました。ときには、群馬県、新潟県、山形県まで行ったりもしました。各地でしっかり見られたのは、守る会の存在が大きく、やはり感謝しかない。
たった数ヶ所ではあるが、その中で、やはり「南指原ほたるの里」が見ていて一番落ち着くところでした。新潟最強とか思っていた時期もありましたが(汗)。どこへ行っても、南指原の蛍と比べると多い?少ない?とか、比較するうえで必ず思い出していました。

私にとっては南指原の蛍は、桜の開花宣言の標本みたいなものです。事実、笠間の中でも早い方だと思う。過去の写真を見ると、5月末日に飛んでいたこともあった。その頃北山公園は飛んでいなかった。以来、北山公園の蛍は数が少ないなど偏見を持つようになってしまったのだが(笑)。

実は、今回、南指原ほたるの里で見終わった後、北山公園に行ってみたが、飛び始まったばかりな感じでした。やはり管理事務所の人が言っていたとおり、6月下旬~7月初旬が見頃か。なお、桟橋などの工事による影響が心配ですね。このまま数が伸びれば良いのですが。

ちなみに日中に見た紫陽花はこんな感じ

先日より、緑色より花の色が増え、見応えが増しましたね。
南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020

左寄せ撮影。
南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020南指原ほたるの里の紫陽花と蛍2020

道沿いの紫陽花って感じに撮りつつ、遠くの紫陽花も気にして撮る。


斜面の紫陽花が一番好きかもしれない。あれ?まだ緑色の紫陽花がある。


19時前の時点で、元駐車場が満車になっていました。



あのパネルめ

いちおう定番のいっとくか。パネルめ...。なんかボリューム大きくなってしまった(汗)。

100m x 100m(10,000平方メートル)を超える面積の場合は説明会やら設置許可が必要になるんだが、今回の駐車場付近の新パネルは全然超えていないっぽいんだよなぁ。
笠間市市役所>まちづくり>まちづくりの計画>開発行為・建築確認>『笠間市内における太陽光発電設備設置事業と住環境との調和に関する条例』について


こうなると法的な拘束力がなく、設置出来てしまう訳か。そもそもこの「説明会」というものが、地元住民に対するものなのか、市に対するプレゼンみたいな説明会なのかが、PDFファイル内からは汲み取れなかった。

条例制定の背景には「周辺住民への説明会の実施が明記された法令等が存在しなかったことから,事業地周辺の住民の方々からパネル設置による環境変化や災害等を心配する声が上がっていました。

そのため市では,太陽光発電事業を行う際にあらかじめ事業者と地元行政区等が事業計画について話し合い,良好な関係を保つ事を目的とした条例を制定しました。」というのがある(一部抜粋)。制定しましたって、小さい面積で次から次へと開発されたらダメじゃね?世界に対してセクシーにとか言っている場合じゃないと思う(環境絡みでつい思い出した)。

しかも、発電出力が49.5kWということなので、『出力50kW以上の事業用太陽光発電施設(建築物へ設置するものを除く)を設置する場合には,茨城県が策定した「太陽光発電施設の適正な設置・管理に関するガイドライン」に基づく届出が必要になります。』に該当しないので、またなんか野放し状態な印象を受ける。ガイドラインなんて無視して良いんでしょ。なにこれ。パネル設置促進に偏りすぎ。

「建築等を目的とした土地の区画形質の変更の場合で、1,000㎡以上3,000㎡未満のもの」に引っ掛かるので、開発許可が必要になるんだなぁ。これをクリアしているんだろう。

許可を与える側が現地の自然環境を調査したり、地域団体(自治会や、この場合は守る会も含めて)、住民への説明もしているんだろうか。

森林を伐採して、住宅用の土地を整備するにしたって、オオタカの巣があり子育て終わるまでは着工しないって話もあったけど、しょせん蛍っていうレベルなのかなぁ。なんか悲しいような。

地元住民も、市も、パネルも、みんな円満に進展していたであろうところ申し訳ないけど、よそ者からしたら、あんまり印象が良くないな。近所のいつも使っている公園で突然太陽光パネルの工事始まったら、どうします?っていうぐらい衝撃的です。

後記

ガムの味が無くなったら吐き捨てるかのように....ってなんの妄想でしょうね(笑)。もうちょっと笠間市の方で面倒見てくれても良いんじゃないのかな。即解決ではなく、長い目で話し合い、問題になっていることを共有だけでもしないもんなのかな。

道の駅やスケボー施設も良いけどさ...。流行りが終わり、やる人も居なくなったらあっさり廃れさせるんだろうね。

力になりたいが、自分の無知無力では草むしりするぐらいしか思いつかない。カワニナでも探してくるか。

おわり。

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どうも、水戸近辺在住のtanayasu99(たなやす)です。ブログタイトルを変えて再出発な2024年となります。ブログの内容をクロスバイクやサイクリング、その他雑記、気になった商品の備忘録で続けていこうかと頑張ってみます。よろしくお願いします。

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