tanayasu99(たなやす)です。
今年は、蛍をたくさん見に出掛けたなぁ(下見も含めて)と振り返りつつ、見れたことに満足していました。
過去の写真も振り返っていたら、やっぱり新潟県か山形県のあの蛍を見に行きたいと...だんだんとその想い強くなってしまったので、ついに行ってきちゃいました!という話です。
蛍観賞まで立ち寄り所がいくつかあったので、記事を分けてみます。
前編:阿武隈高原SA、狐の嫁入り屋敷
今この記事を見ています→中編:極楽寺の野中ザクラ、向ノ島公園
後編:七福神巡り
本編:たきがしら湿原 蛍の光に魅せられて
新潟県阿賀町:真言宗 極楽寺の野中ザクラ
桜は、葉桜でも好きだったりします。たいそうな巨木なのかなぁと、いい加減な事前調査で立ち寄りました。その巨木は...
これは桜ではなく、喬木桂という。かつら科の落葉喬木(きょうぼく)であり、樹齢500年なんだとか。説明板が古すぎるので、たぶんプラス100年ぐらい経っているんじゃないかと(笑)。たまに思うのが、こういう説明板って、50~100年の間で更新しないとダメなんでしょうねとか。
...古そうな説明板なのに、平成17年4月吉日建立という、そんなに古くないって驚きの事実(笑)。へぇーって思う事も書いてあったから、頑張って文字起こししようかと思ったけど、完全に読めない所もあったので頑張らなかった。
極楽寺と野中会館
「会」の字が独特な字体になっているが、旧字体は「會」っぽい奴だし、略字は大して略になっていない文字だし...IMEパッド手書き入力でも見つけられない。デモなどの看板に使われる、ちょっと目を引きそうな書体=ゲバ字の類に似ているような。ゲバの語源はドイツ。単なる略字かもしれませんね。
野生ベニヤマザクラの天然変形・野中ザクラ
本題。こちらが「野中ザクラ」です。葉桜バージョンです(笑)。しかも、そんなに大きくない。来る途中、国指定天然記念物って看板見かけたから、樹齢ある巨木なのかと勝手に思っていたら、そんなことなかった。どうやら、類稀なる奇跡的な変形を遂げたベニヤマザクラ(紅山桜)のようです。詳細は、後述するリンク先に石碑の内容が文字起こしされているので、興味ある方はそちらを参考に。
天然記念物に指定されている桜と言えば、日本五大桜とされる福島県「三春滝桜」、埼玉県「石戸蒲ザクラ」、山梨県「山高神代桜」、静岡県「狩宿の下馬桜」、岐阜県「根尾谷の淡墨桜」あたりが有名ですかね。
五大桜は同日(1922年10月12日)に指定された桜だそうです。それらの桜と同格ですね~って思ったけど、「狩宿の下馬ザクラ」は特別天然記念物に格上げされているんだとか...文字通り別格か。
なお、三春滝桜、根尾谷の淡墨桜(ねおだにのうすずみざくら)、山高神代桜(やまたかじんだいざくら)を総称して「三大巨桜」と呼ばれるようです。
樹齢情報を抜粋、比較してみましたが、野中ザクラ樹齢90年という年数で天然記念物に指定されている。如何に「天然変形・変種」由縁に貴重とされたのか分かる気がします。ちなみに90年っていう情報にあまり自信がありませんし、もしかしたら看板設置から10年以上経ち、100年は超えているのかも(笑)。
掲示板にあった開花時の写真と、今(葉桜)を見比べる。枝ぶりが違いますねぇ。いくつか枝が伐採されており、特に主幹のような大きい部分は枯れたという部分だろうか。石碑の方に刻まれていた内容どおり、キノコ類の発生による切断なのだろう。
<参考>
阿賀町役所ホームページ>観光案内>歴史・文化財>極楽寺の野中ザクラ
阿賀町観光協会>阿賀町の文化財>極楽寺の野中ザクラ
向ノ島公園
走行していた道路から、川の向こうに見えた公園。その名も、向ノ島公園(むこうのじまこうえん)でした。広い駐車場です。すぐそばを流れる川は、常浪川(とこなみがわ)です。橋の下付近は霧っぽいの見えて、幻想的でした。
ゲートボールコートかな...。もしかしてパンポンか(笑)
奥に見えるのは、ステージ、バーベキューコーナー。
遊具が豊富です。ターザンもあります(笑)。
ねじれていないネジバナ...。ネジバナがねじれていないなんて...地味に衝撃的でした。
無風でも、太陽光パネルでまかなう電灯タイプですね。
ちょっと蛍がいそうな雰囲気。造成しているようだから、いないかな。ゲンゴロウみたいな生き物が見えたけど、まるでチャバネゴキブリにしか見えなかった。小さすぎるし、何度も動き回っては枯れ葉の下に隠れるので、撮影意欲が失せた。
ゲンゴロウモドキっぽいけど、やけに小さかったなぁ。10mmぐらい。...この写真じゃどこに居るか分からんか(笑)。
おぅ...こういうタイプのバーベキューコーナーか(笑)。最近、個別のバーベキュータイプを見てきたから、なんか新鮮だ。
駐車場に戻ってきて、来た道を振り向く。身障者通路という舗装路になっているので、お散歩しやすいかと。犬のカートも良さそう。
咲いていた花はバラっぽい。
駐車場付近は川の流れる音とは別に、水が流れ落ちている音もありました。滝のように流れ落ちる水流付近には、特別な看板は見当たらず...。自然発生なのだろうか、植物は生えず岩肌が露出していた。
モデルは蜘蛛さんと飛蝗さんでした。飛蝗...バッタの漢字らしいです。
<参考>
なんとマラソン大会のスタート/フィニッシュ地点が予定されている場所でした(笑)。開催日は、2020年9月27日(日曜日)、種目はロング82km、ショート51kmとのことです。詳細は下記を参考に。
阿賀ウルトラマラソン2020オフィシャルサイト | 8つの源泉、2つの酒造、新潟屈指の自然に囲まれた阿賀町での開催となるウルトラマラソン
何回見てもウルトラマンに見えてしまう(笑)。後編へ続く。
後記
野中ザクラも地元の人たちの尽力が凄いみたいですね。国指定天然記念物になる尽力も、桜の維持・管理もかなり手が込んでいます。なんとか樹勢を得て、元気に咲き誇ってもらいたいものです。...花が咲くころに見に行こうかなぁ...。おわり。
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