【本編:たきがしら湿原 蛍の光に魅せられて】たきがしら湿原の蛍を見に行く

2020/07/09

ドライブ 写真

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こんばんは。
tanayasu99(たなやす)です。

今年は、蛍をたくさん見に出掛けたなぁ(下見も含めて)と振り返りつつ、見れたことに満足していました。

過去の写真も振り返っていたら、やっぱり新潟県か山形県のあの蛍を見に行きたいと...だんだんとその想い強くなってしまったので、ついに行ってきちゃいました!という話です。

蛍観賞まで立ち寄り所がいくつかあったので、記事を分けてみます。

前編:阿武隈高原SA、狐の嫁入り屋敷
中編:極楽寺の野中ザクラ、向ノ島公園
後編:七福神巡り
今この記事を見ています→本編:たきがしら湿原 蛍の光に魅せられて

たきがしら湿原で蛍を見る

たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
たきがしら湿原は、6年ぶりかな。ちょっと遅めの到着になってしまったのと、体力温存のため散策は最小限にとどめた。

ちょいと散策と様子見

相変わらず良い仕事しているなぁ。多くの蛍スポットが、こういう遮光幕を展開した方が良いと思う。が、しかし、場合によっては他人から発見され難いということで、悪用する輩もいそうなので、そのようなデメリットは許容できないかも。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
幕は何を使っているのかと思い、よく見ると防草シートみたいですね。これでヘッドライトなどの光を、トイレの電気をも遮光している。やるなぁ。

すごい霧っぽい状況でした。そして、夕焼けが良い感じかな。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020

湿原の水量が少ない。どこかでコントロールしているのかな。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020

木道の老朽化が、少しずつ顕著に現れてきているような気がします。とはいっても、湿原の自然を保持しつつ交換するのは大変そうだ。今すぐ必要ではないだろうが、いずれ必要性が濃くなってくるだろう。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020

蛍観賞

蛍さん第1号は、19時47分でした。20時になっても空が明るくて、なかなか設定が落ち着きませんでした。ある程度の暗さになってくれないと、撮影の度に絞りやISOを調整するのが面倒だったりします。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
まだ単発で様子見中。。。

第1アングル:管理棟

ここら辺から、良く撮れていると思う。1~2枚目は単発(20秒,f1.8,ISO400,補正無し)、3枚目は22枚の比較明合成(20秒,f1.8,ISO400,補正無し)です。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
今まで見に来ていた印象としては、森の麓にある小川沿いで飛んでいる気がしましたが、湿原真ん中から管理棟の間にある草地にもかなりの数が飛んでいました。って思ったけど、2014年の時も、このアングルで飛んでいる所を撮影していたんだった(笑)。どの方向を見ても、まぁまぁ飛んでいる感じです。

遮光幕の効果も確認しておきましょうかね。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
実際にどれだけ蛍の活動の助けになっているのか、数値では計り知れませんが、おおむね遮光しているのは事実のようです。素晴らしい。しっかり、遮光出来ているおかげでしょう、しっかり光りながら飛んでくれています。

懐中電灯を使われるとこんな感じになります。
たきがしら湿原 蛍観賞2020

蛍に直接当たらなければ良いと思いますが、いつ当たってしまうのか分からないので、私は持ってても使いませんね。目を暗さに必至で慣らします(笑)。

さきほどの比較明合成は、ヘッドライトなどの光が入ってきた時間帯の前まででしたが、次はすべて合成してみた写真です。47枚の比較明合成(20秒,f1.8,ISO400,補正無し)。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
ここまでやるとカオスですね(笑)。ツッコミどころ満載かも。よくよく考えたら、管理棟は遮光されていないんですよね。非常灯と一部しか点灯させていないからなのかな。トイレは遮光されていたのにね~とか思う。

第2アングル:南へ

車の光などが気になったので、試しに管理棟および駐車場を背にして、南向きで撮影してみた。実はこっちもかなり飛んでいて、気になっていた。

向きを変えたという事もあるが、時間的にもまた暗さが一段と増したような気がした。1枚目は単発(20秒,f1.8,ISO800,補正あり)、2枚目は4枚の比較明合成(20秒,f1.8,ISO800,補正あり)です。その場での確認しやすくするため、ISOを400→800に変更した。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
中央やや左上あたりに細かい点々が珍しいなぁと思った。写り具合的には木にとまっていたよりは飛んでいたと思われる距離だろう。ヒメボタルっぽいけど、そんな飛び方しなさそうだし、まさかね。ここにはゲンジボタルとヘイケボタルが通説だ。たまたま、早く明滅する個体が居ただけだろう。

定点自動撮影しているつもりが、他の方角も気になり、三脚を微妙に弄ってしまい、合成に使える写真を失うという失態が...。

こちらは途中、シャッター速度やISOを変えながら撮っていた写真も含めた、25枚の比較明合成です(20~30秒,f1.8,ISO1000~6400,補正あり)。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
写真が真っ暗で何が何だか分からないのであれば、スマホやパソコンなどの明るさを最大にすればよく見えると思います。

第3アングル:空へ

たまに星空がチラッと見えていたので、運試しで星空と蛍の軌跡撮影に挑戦してみた。が、あえなく撃沈(笑)。ホワイトバランスミスったし、そもそも結構無理な上向きすぎアングルでした。
たきがしら湿原 蛍観賞2020たきがしら湿原 蛍観賞2020
1枚目は単発(30秒,f1.8,ISO2500,補正無し)、2枚目は1枚目をソフトでカラーバランスを調整したもの。一応、星っぽいのも写ってますね。

全然晴れないし、アングル的には空の比率が多すぎて(上向き過ぎ)、たださえ映り込みそうにない蛍さんだなぁっと思ったわりには、けっこう映り込んだ方だと思う。さすが、たきがしら湿原!って感じです。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
(30秒,f1.8,ISO2500,5枚の比較明合成,補正あり)

空の比率を半分ぐらいにして、再度撮影開始。曇り空なのだから、もう諦めようとしたのだが、時折わずかに見える星に期待が維持されるのでした。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
(30秒,f1.8,ISO1600,3枚の比較明合成,補正あり)

単調な森の形から、ちょっとした森の形と空と蛍。ここは、たきがしら湿原。蛍の数が多いからなのか、常に数十体ほど光を放ち、飛翔する。撤収するタイミングを失う(笑)。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
(30秒,f1.8,ISO1600,30枚の比較明合成,補正あり)

画像からは汲み取れないが、狭い範囲でシンクロが見られたことにも感動した。さらに夜が深まると、そのシンクロ領域は広がるのかもしれない。昔、ここで見た時は22時過ぎていたから。...蛍や星の撮影を教えてくれたり、単眼鏡を見せてくれた、あの御仁は元気だろうか...なんて思ったり。
たきがしら湿原 蛍観賞2020
(10秒,f1.8,ISO6400)蛍は映り込まず。それでも良いじゃないか...と満足した。長かった「たきがしら湿原の蛍を見に行く」という旅が終わったのでした。

後記

前編、中編、後編、本編と長々と記事にしてみました。どうにも七福荘の閉館が衝撃的で残念な感じは、終始消え去ることは無かったです。なんとか新しい様式の中、再開・継続できる手段が見いだせることを切に願うばかりです。

どこかにも書いた気がしますが、阿賀町の観光サイト良いと思う。また遊びに行きそうな事があれば、参考にしたいほどです。

今年の蛍観賞は、今度こそこれで終わりかなぁ。これからは、星空でも撮りに行きたいねぇ。そろそろ流星群かな。

おわり。
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どうも、水戸近辺在住のtanayasu99(たなやす)です。ブログタイトルを変えて再出発な2024年となります。ブログの内容をクロスバイクやサイクリング、その他雑記、気になった商品の備忘録で続けていこうかと頑張ってみます。よろしくお願いします。

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