久慈川の河原を迷走できるtanayasu99(たなやす)です。
【クロスバイクで常陸大宮市「御城」に行ってみた】という記事をアップしたのですが、「御城」到着前後のお話を別記事にしました😅。
今回は、常陸大宮市久慈川にある「岩崎堰」に立ち寄ってみたというお話です😅。昔は那珂郡山方町でしたが、今は常陸大宮市山方のようです😏。
水戸藩三大江堰のひとつ「岩崎堰」
旧山方町の領域にあった「岩崎堰」(いわさきぜき)。すぐそばの国道118号は車で何回も走ったことがあり、国道から見えるこの堰が気になっていました。しかし、ストリートビューでは確認できないし、是非立ち寄ってみたかった所です。駐車場がありません。長居は無用🙅。
「岩崎堰」の説明
堰は、車1台が通れる幅しかなく、距離も長いせいか、車の通りは少ないようです。「台の内橋」というそうです。
「県営かんがい排水事業岩崎堰地区」の説明板。
これを見た時に「山方町」「大宮町」「金砂郷町」...とあり、あれ?そんなに古いの?って思いました。どうやら、常陸大宮市になる前みたいです。今では常陸大宮市山方なのか、常陸大宮市小貫なのか分かりませんでした。Googleマップでは、「岩手県久慈市 川」って表示されたり。。。
本題。ここの堰を建設したのは、なんと「永田」氏です。父・永田茂衛門(ながた もえもん)、子・勘衛門(かんえもん)によるものでした😲。(とはいっても今見ている堰から2kmほど下流地点に建設していたようですが😅。)
先日、クロスバイクで旧久昌寺跡へ行った時に、立ち寄った【常陸太田市指定史跡「永田勘衛門(円水)の墓」】ですよ😏。「岩崎江堰」って記していたから、あんまりピンと来てなかったけど、説明板を見て思い出すという。
参考:クロスバイクで旧久昌寺跡に立ち寄ってみた>エンジニア・永田勘衛門(円水)の墓
小場江堰は...車でもクロスバイクでも立ち寄った事が無いから、行ってみたい気持ちはそれなり大きい。水戸藩三大江堰の見学制覇にもなるし。
参考:農林水産省>組織・政策>土地改良偉人伝~水土里を拓いた人びと>~那珂川・久慈川沿岸灌漑の父 永田茂衛門
「岩崎堰の事業概要」の説明板。
・1652年、永田父子によって建設された堰があり、
・1961年に越流式コンクリート固定堰の建設したが河床低下により損傷し、
・平成元年(1989年)から平成9年にかけて今の新堰が完成した
という流れがあったみたい。っていう情報だけで考えると、永田氏による堰は約300年も使い続けられたということになる。
当時の災害レベルはよく分かりませんし、一族の方々がメンテナンスしてこられた事もあるのでしょう。
約300年も経ち老朽化で造り替えられたのかな?と思いきや、そんな風には書かれておらず、久慈川の河川環境(水の流れや水位など)が変わったため、上流に造り替えられたという資料を見かけた。
1961年~1989年という28年...先の約300年を考えると、大変短い期間に思えます。まぁ、難しい位置だったのかもしれません。
さすがに2度目ということもあったのか、平成時代の意地なのか分かりませんが、かなり頑丈な造りになり、遠隔操作可能な4つの可動式ゲートを持たせたんだとか。そりゃぁ、金も時間もかかりましたね...まぁ相場が良く分かっていないのでなんともいえませんが😅。
1961年建設した堰と、平成9年完成した堰の場所は約110m差で、別の場所に建設されているようで、まぁ1961年の堰は撤去したんだろうなぁって想像します。
「新堰位置」...まぁ確かに110mぐらい差はありそう。
なんとなく、納得できなかったので、国土地理院の力を召喚し、比較してみたら、まぁまぁ納得😅。左側のRがついた取水池みたいな形がそっくり過ぎるので、ほぼ同じ位置なのでは?と疑っただけです😣。 (左:2013年4月、右:1974~1978年)
永田製「岩崎堰」はどこ?
永田製の堰はどこにあるんだろう?ということが気になりました。下流2km?どこ??って感じ。調べてみると、どうやら那珂郡大宮町(現・常陸大宮市岩崎)にあったようで、確認した資料には、今度は上流3kmに新しい堰があるとなっていた。まぁ、その辺は誤差なんだなぁと...。
先人様のサイトより、旧岩崎堰跡の石碑らしき画像を拝見し、あれ?もしかして...。見たことあるような気がしたと思ったら、道の駅常陸大宮から国道118号を約700m北上したところの茂みに埋もれがちな、3つ石碑がそうみたい。
なるほどねー。堰巡りという新たなテーマを見い出せた気がします。まだまだ計画を煮詰めないといけないかもですが、クロスバイクでサイクリングしながら巡れたら良いかなぁと思います。
「岩崎堰」を渡ってみる
川の流れを堰き止めても、鮭などの魚が往来できるように、ゲート横は空いているようです。青いゲート。
クロスバイクと合わせて撮影したいマン。
良いタイミングで軽トラが来ましたね。狭さが分かるでしょう。
久慈川の右岸・左岸にシラサギでしょうか...黒いのも見えるなぁ。。。
人間または自転車ぐらい用の待避所?
このゲートには流木?竹が挟まっていますね。
なかなか、年期が入っています。
対岸側にも、魚の往来を意識した造りが施されていました。
環境に配慮した造りというだけのことはありますな。
山方町のサイクリングロードを発見した
御城から岩崎堰へ行く間で見つけた公式っぽい「サイクリングロード」です。茨城県内の川沿いで、このように「サイクリングロード」または「サイクリングコース」と設定されているのは、珍しいなぁと思ってしまいます😲。っで、このサイクリングロードは、わりとすぐに終わります。距離にして約700メートル😅。
どうやら、この辺は、バーベキューが出来る「清流公園」や「いばらきヘルスロード」(ウォーキング促進的なヤツ)があって、自然の中でレクリエーションが楽しめる良い所のようです😏。この日も利用者が見られて、まぁまぁ賑わっていてなによりです。
ちなみに、付近には「歴史民俗資料館 山方館」「山方自然生態観察施設淡水魚館」、納豆で有名な「船納豆」があります。
今回は、ほんとどスルーしてしまいましたが😅。体力や時間に余裕がある人にはおススメですかね。
久慈川の河原を迷走
ツイッターで呟いたとおりです😱。迷走しましたwww。ついつい「川沿いを走れるぞ!」ってテンションをあげていたのですが、道が未舗装となり...あー引き返す感じかなぁ😥って思いつつも、行ってみたがるどうしようもない奴🤣。昨日のダメージが残ったなぁ😫。
— tanayasu99 (@tanayasu99_) December 14, 2020
自分としては、80kmの距離なら、このダメージも当然かとも思う🤔。
しかし、途中の雨と強風、帰りの河原迷走があったし😑。
ならば、天候に恵まれ、迷走がなければ楽勝だったのか...んー...そんなことはないような気もする😅。#クロスバイク#サイクリング pic.twitter.com/uY3CbO9LWK
3回ぐらいか、クロスバイクを待機させては、堤防にあがってみたりしたが、どうにも突破できそうにない。唯一行けそうな所は、竹藪を突っ切る感じでした。が、しかし、その手前にある堤防が急勾配かつ滑るため、クロスバイクを担いで行くのは至難の業😫。
ここ!いけそうな気がしたんですけどね。。。堤防の前にススキみたいな植物が旺盛すぎて、うまく進めず断念。
結局、河原で彷徨い22分、撤収(引き返し)10分ぐらいの時間を無駄にしてしまった。感覚的には1時間ぐらい居た気がしたんだが😫。
なーんか見つけられなかっただけの可能性もあるような気がするんですよねー。しかし、仮に見つけられたとしても、その先で久慈川を渡るのは、ぐるーりと回った所になるので、近道とかではなく、ただの川沿い走りたいマン🤣。
岩崎堰付近から久慈川河原で迷走、折り返しルートはこんな感じ👇。
この道は使えないということが分かっただけでも収穫と言えば聞こえは良い😑。まぁ釣りや、バーベキューには良いと思います。
ちなみに、永田氏が手掛けた岩崎堰は、その彷徨っていた辺りだったのかもしれません。...遺構はあるようには見えませんでした。
後記
クロスバイクで「水戸藩三大江堰」を巡るというのも、良いなぁ~😏。って、なんか、芽生えた気がしました。夕暮れ時の迷走はダメですね~。ちょっと抜け出せない焦りから、「寒い」という事実は二の次になっていましたが...。
岩崎堰を渡って、南下したルートは良かったんですけどね...。県道165号のアンダーを通過した後ですね。川沿いの道は抜けていない通行止めだったと。
おわり。
↓これをクリックすると、私のやる気が出ます。ブログ村が開かれるようになっていますが閉じて良いみたいです。よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿