林道?で彷徨うtanayasu99(たなやす)です。
当初の目的地は常陸太田市にある「長谷渓流の滝」「宝寿院跡」「馬坂城跡」だったのですが、日立市の方で気になる桜があり、サイクリングルートを拡張して敢行してみました😅。
桜を堪能し、サイクリングとしても良い距離になりつつ、後半戦へと臨んだ訳ですが、ひとつの林道を超えた辺りから道のりが怪しくなってきました😓。
今回は、よく分からん林道を探索後、名のある林道で脱出したというお話です😥。
大久保林道からの謎林道
現地にて「大久保林道」という名を把握するというポンコツぶり😅。調べれば出てくるし、もっとスムーズに行けたのでは?と、後日いくらでも思ったのでした。マジで彷徨った(探索した)辺りは、よく分からない。ぶっちゃけ大久保林道の起点・終点もよく分からない。もはや作業道
さて、前回の記事では、大久保林道(飛行場入口)から下り、ひとまず落ち着いた感じの開けた所で終わりました。右は県道37号の、あの峠道に出そうなので、左側を行きます。手前の方が高い所を通っているようで、安心感があったのですが、自転車に乗れる道のりではない😥。
藪や草が鬱蒼としている訳でも無いし、行ける所まで行く。行けそうになかったら、即引き返すという自分ルールをもって、進行開始する。が、しかし...。
※動画用カメラは調子が悪く、次のバッテリー交換まで色調がおかしなことになっています😥。一眼レフカメラの充電し忘れて、バッテリー切れにより所々スマホで撮影😱。
約120メートルぐらいで進行不可と判断。手前ではなく、奥の方が正解だったのかと...沢を超えられそうな浅い所から渡って、その先の様子を見る👀。
進行ルート変更に成功し、突き進む。先ほどの分岐点に戻るよりは時間短縮になったから気分は良かった。
標柱がないかと、注意しながら進む。
分岐点に立ち止まっては様子を伺うが、基本は直進していくことにした。
3択分岐点
3択という分岐点に立ち止まり、直進は見るからに行けそうにないか、奥で曲がっているのか...。左も右も同じようなもんで、左の方が開けているように見えたので、左から行く事にした🤔。3択とも登りという点がツラい。
1択目、道ではなくなった😫。
せっかく登ったのに...という思いがあったので、倒木の奥の方まで様子を見たが、よく分かりませんでした。まぁそもそも倒木+草が凄くて突破出来るとは思えず。
くそがぁ!とあるバス旅番組の文句が思い浮かぶ。
3択分岐点まで戻る。途中で動画用カメラのバッテリーがキレたので交換した。ここからは色調が復活します🌈。
2択目、直進ルートも道ではなくなりました😫。
林道だとしても、なんかこう...作業用通路みたいな感じだよなぁ🤔。日立市と常陸太田市の管轄区域があるとすれば、突き抜けていないのではないだろうかと、少しずつ不安になってゆく😕。
日立市の林業部隊が常陸太田市に来るのか?常陸太田市の林業部隊が日立市に来るのか?とか妄想し始める。
3択目・右側ルートも安定の通行不能😫。まぁ、轍が無い=通行不能と判断しているのは、ちょっと甘いなぁって思いましたが、急斜面すぎて行く気にならず。
最深部を制覇したと言っても過言ではないな。と思いながら、3択分岐点から撤収し、今度は戻りながら次の分岐点に向かった。
諦めるタイミングが分からない
次の分岐点。直進すれば大久保林道の方に戻れるが、まだ早い。右へ行こう。轍が浅くなり、まさか、やっぱりなのか!?😫。もはや期待はしていなかったよ!
奥の方へ様子を見に行ったが、抜けている感じはせず、戻る事にした。
さすがに4回も通行不可になったし、太陽が傾きつつあり、タイムアップが見えてきてしまった。今回は常陸太田市へ辿り着けずで終わりかなと思いつつ、次の分岐点で立ち止まる。
ラスト探索?
見ずに後悔するよりは、見て後悔しようと思い立ち、また自分斥候を飛ばした。チャリから離れる時間が最長となったが、それなりに期待できる道に遭遇した😆。道は交わっておらず、草木を掻い潜っての、ルート変更だった。これこそ、管轄区域違い、または作業領域が違うとでもいうのだろうか。
この倒木は斥候を飛ばした時に把握しているし、本日ようやく倒木越えかと、出現の遅さに鼻で笑ったのでした😏。
開けた所に出るんじゃないかと期待したが、思いのほか見晴しは良くなかった😅。
またもや3択分岐点に遭遇した。どれもダメでした😫。
素直に戻るか...もう少し探索するか。行かずに後悔するより...いやいや引き際も大切だろう😓。見えぬ突破口に対する焦りと、まだ見ぬ道のりへの好奇心で葛藤していた。
意外と難関だった
よくこの状態で維持しているなぁ~って、思いながら、いろいろ通過する😅。ちなみに、この時点で常陸太田市に行こうなんて、思っていませんw(突破口とはいったい😅)。知らない道を知ろうとしているだけになっています。
一部通過し難い所はありましたが、全体的にマシな方でした。しかし、チャリに乗るメリットが感じられず、むしろデメリットしかないような気がしたので、押して歩いています。
分岐点。2択です。
左は下っており先が見えて、もはや期待できない様子が...轍は見えるが、そこへ行くルートが雨水で流されたのか、沢っぽくなっていた😔。となれば、右か。
右へ進んだ先で、行き止まり😫。上に断層というか、別ルートが見えたのですが、行く気にはならず。
左の下りルートもダメ元で行ってみましたが、やはり行けそうな感じではない。所々、切った木の根本が見えたので、作業用程度の通路にはなっていそうだった。
もはや、ここまでかと完全撤退を決意しました😞。あ~戻りも、あの2ヶ所通過しないといけないとは...。
探索終了して
結局、ここまで戻ってきました😅。ここは素直に県道37号へ抜けるであろう道(左)を行きます。(もういちど岩場を突破するモチベーションは無いし、体力的に限界😣。)先人様の記事を拝見すると古すぎるせいか、今回進行したような分岐はなく、様変わりしたもんだなぁって思いました。
現地には何の標識も見当たらなかったが、「日立戸沢国有林」という領域だったらしい。
広範囲で間伐作業をされているボランティア団体がいらっしゃるようで、なるほどな~って感じでした😅。近年は高萩の山などで作業しているみたい。
走り抜けた道は唐津沢林道だった
先ほど探索していた道とは異なり、優しい林道でした。さらに下り道で、疲弊していた体には良かった😆。
砂利道から舗装路へと変わりました😁。
後日調べでは古い映像ばかりヒットして、もう少し鬱蒼としていましたが、今回かなり切り開かれている状態でした。
「林道 唐津沢線」の標識。いつの間にか、「林道 大久保線」から変わっていたようです😅。
元・ラジコン飛行場入口付近が切り替わりポイントだったのだろうか。
記事には普通に記してきましたが、大久保林道と同じく、唐津沢林道も現地にて把握した名称でした😅。これもまた、"日立市 林道"とかで検索すれば、事前に把握出来たことだっただろう。
太平田採石場跡地の水溜まり
唐津沢林道を抜けた後も、下り道は続き、だいぶラクちんでした😀。すると、辺りは見渡しが良くなり、いかにも採石場っぽくなってきました。やっぱり県道37号に繋がるんだなぁ...とかそこまで事前にしっかり確認していない事は猛省せざるを得ない😣。
その景色に、とある情報を思い出しました。「諏訪の小魔女の瞳」...そんな風に表現していたのは1件だけでしたが、要は採石場下部に雨水が溜まって出来た湖みたいな所の事である。まさか、その場所とは知らずに到着してしまったようです😆。
水量は少ないものの、ハイキングする人たちはこの光景を見ながら、行き交っているそうな。
せっかくなので、クロスバイクと合わせて撮影したいマン。
ちなみに、「諏訪の小魔女の瞳」とは、福島の五色沼「魔女の瞳」に倣い表現したものと思う。形は全然違いますが、雰囲気は確かに似ているといえば似ていた😅。
もういっちょ。本当に変わった色をしているなぁ。
こんなにタイヤが泥だらけになるのは初めてだろうな😅。途中で、タイヤとフェンダーに貯まった泥を欠き出さなかったら、不吉な事が起きただろう。と、サイクリングの山場を越えつつある雰囲気を堪能していた。
さっきとは違う「唐津沢林道」標識。
微妙に緩いチェーンゲートがあり、やるなら反対側にもやれよと思わなくもない。...いや、今思えば、大久保林道からここに来るのは...🤔。岩場区間を不通区間とすれば、反対側という概念はありえないのかもしれない。
そして、無事、県道37号に出たのでした🎉。
また諏訪梅林か...と、オカメ桜へ向かう途中で立ち寄った所を再び通過して、若干疲れを感じました😥。林道を通って常陸太田市に出たかったのに失敗し、さらにグルりと回ってきただけという結果。よくよく調べないと、「初見林道の新鮮な楽しみ」より、「疲労感」が勝りかねない。
小話
謎の林道について、かなり調べているつもりですが、なかなか全容が分からず、腑に落ちない所でした。おそらく、作業用の通路程度なんだと思うのですが。一般的な道路ですらない
林業用に整備している側からすれば、「林業専用道」「森林作業道」といって、あくまでも職務を全うするための道路なのだろう。今回走ってきたルートには、ゲートが一切無かったので、まぁ行ってしまう訳でして😅。林業専用道:森林施業のために利用する恒久的公共施設。普通自動車(10トン積程度のトラック)等の輸送能力に応じた必要最小限の規格・構造を持つ道。
森林作業道:森林施業のために利用する。主として林業機械(2トン積程度の小型トラックを含む。)の走行を前提とした道。
行ってみたという記事や動画はたくさん見れましたが、なんだか、進行した事が後ろめたい気もしてきました😥。しかし、次のような記述もある事から、自己責任のうえで、しっかり行動すれば問題ないのだろう。
「レクリエ-ションの森、スキー場、野営場、林道(一般車両等の通行を禁止している場合を除く。)、登山道、歩道、広場、休憩小屋等の施設が設置されている場所に、登山や森林浴など森林レクリエーションの目的で入林される場合は、入林届の提出は不要」
果たしてサイクリングで、こんな所に行くのかという疑問はあれど、日常的に使う自動車よりマシな気がします(ジムニーとかそれっぽい車なら、走行上も良いと思います)。自転車であれば、作業車両とのすれ違いも比較的容易です。
森林との関わり方が多様化しているようで、「自転車による走行」の割合も少なくない。いわゆるグラベルロードなどの進出なのだろうか🤔。(ロードバイクに太めのタイヤを履かせた感じのやつ。)
参考:林野庁>分野別情報>森林の多様な利用の推進>森林の総合的な利用への期待
他、「台風19号による茨城県内国有林の主な被災箇所」という情報も見かけて、山腹崩壊、路面洗堀、路肩決壊、路体決壊という被災が、あちこちであったようです。あの台風でそういう被災もあったのね。
大久保林道の起点と終点について
林道の起点と終点なんて、情報が転がっているもんなのかね🙄。って期待せずに調べていたら、関東森林管理局Webサイトから把握できました😲。大久保林道は、予想に反して、かなり短かったです😅。
風穴付近に青い林道標識があったはずですが、この図では林道の端点が、常磐自動車道より西側になっています。(倒れていた白い林道標柱は風穴よりもっと東だし。)
もう一方の方は、岩場までですね🤔。どっちが起点か終点か分からないw。
参考にしたPDFファイルの画像が粗すぎて、イマイチ風穴側の地点は分かりませんでした。
走ってきたルートをなぞると、ざっくりこんな感じですかね👇。
スマホGPSのへっぽこ具合が見えちゃいました。とはいえ、ここら辺は、よく追従している方です。
前回の記事で、木にペイントされていた「1239」「123g」は、どうやら「1239」が正しく、「林班」の数字を表しているようです。上図にある「1239」です。
※林班:森林の区画の単位で、都道府県が作成する地域森林計画の森林計画図において定められます。行政上の字界、尾根や川などの天然地形又は道路などの地物をもって区画して設定されています。市町村ごと(又は一定地域ごと)に一連の番号が付けられており、森林計画図でその区域を確認することができます。
「1239」って「通年立入禁止区域」(赤)だったのか😗。「12月まで立入禁止区域」(黄)もあったけど、現地には表示なかったけどなぁ...「国有林」の表示すら無かったし、なんだかなぁ😕。
さて次は「唐津沢林道」を...っていくら見ても、その文字はありませんでした。亡きモノにされているとしか...。
事後ではありますが、林道に対する理解も深まり、より一層気を引き締めて事前調査してから行こうかと思ったのでした。
行きたかった所「長谷渓流の滝」「宝寿院跡」「馬坂城跡」は、次回のサイクリングで行く事になります😅。
おわり。
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スマホGPSのへっぽこ具合が見えちゃいました。とはいえ、ここら辺は、よく追従している方です。
前回の記事で、木にペイントされていた「1239」「123g」は、どうやら「1239」が正しく、「林班」の数字を表しているようです。上図にある「1239」です。
※林班:森林の区画の単位で、都道府県が作成する地域森林計画の森林計画図において定められます。行政上の字界、尾根や川などの天然地形又は道路などの地物をもって区画して設定されています。市町村ごと(又は一定地域ごと)に一連の番号が付けられており、森林計画図でその区域を確認することができます。
「1239」って「通年立入禁止区域」(赤)だったのか😗。「12月まで立入禁止区域」(黄)もあったけど、現地には表示なかったけどなぁ...「国有林」の表示すら無かったし、なんだかなぁ😕。
さて次は「唐津沢林道」を...っていくら見ても、その文字はありませんでした。亡きモノにされているとしか...。
後記
林道を使って日立市から常陸太田市へ行きたかったのですが、探索も試みたものの結果は芽吹くことなく、走り抜ける事が出来ず、失敗に終わりました😅。事後ではありますが、林道に対する理解も深まり、より一層気を引き締めて事前調査してから行こうかと思ったのでした。
行きたかった所「長谷渓流の滝」「宝寿院跡」「馬坂城跡」は、次回のサイクリングで行く事になります😅。
おわり。
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