体力も筋力も半減したtanayasu99(たなやす)です。
2023年8月末のサイクリングから、しばらく走れていませんでした。その間、気ままに筋トレしつつ、腰痛が酷くなりストレッチしつつな感じ。年末に行けるかな?とモチベを上げたが、走行後の腰痛にビビって走り出せず。
2024年は私生活や仕事と両立させるべく、気合を入れ直し、2024走り初めとして久慈川サイクリングコースを起点から終点まで走ってみたというお話🚴。
久慈川サイクリングコースとは
けっこう走りに行ってるんだけど、ちゃんと記事にするのは2021年5月以来っぽい😆。久慈川サイクリングコースとは、日立市・東海村・常陸太田市に流れる久慈川沿い、(久慈川水系)里川沿い、(久慈川水系)山田川沿いを走る、片道16.2kmのサイクリングコースである。ほぼ川沿いを走り、田園風景、遠方の山々(風神山や高鈴山など)、堰、菜の花畑、道路の橋、電車の橋、沈下橋、シラサギ、キジなども見られる。...「橋が見られる」って珍しくも何とも無いんだろうけど、それだけでも深掘り出来る要素はたくさんあったりする。
詳細は過去記事にもあるし、ここでは投稿した動画リンクを載せて、多くは割愛する。
令和元年の台風・大雨による河川増水で破損した新落合橋を気にしていた記事もあったけど、復活しました!という記事は書いてなかったみたい。今回は、その辺も記して置こうと思います。
起点:久慈大橋にて
久慈川が太平洋に流れ込む河口付近にある久慈大橋。久慈川サイクリングコースの起点である(日立市留町)。
近くには自転車貸出所も存在し、駐車場は久慈大橋の下となっている。土日・祝日となると、グラウンド利用者のクルマでいっぱいになることも。
貸出記録はあるけど、貸出自転車が走ってる姿を見たことがない。強いて言うなら、連れと一緒に借りに来たとき、連れが乗っている姿を見た...というだけ。
JR常磐線 久慈橋梁
JR常磐線 久慈橋梁に堤防上の走行を遮られる。安全に迂回。
春が来れば、地元の人達によって整えられた「菜の花畑」を楽しむことが出来る。
留大橋
留大橋...愛称は「風神橋」。北方(画像の外・右側)に見えるであろう山の名称が風神山。
竹瓦橋
東海村の領域。久慈川に架かる竹瓦橋。
コンクリート製の橋だが、ちょっとした増水で川の中に入ってしまう事から、沈下橋・潜り橋・地獄橋などなど、そんな分類に属する橋である。
昔、渡船の駅がココにあったのだとか。左岸にその石碑を見ることが出来る。
榊橋(国道6号)、久慈川橋(常磐自動道)
久慈川サイクリングコースで通過する橋の中で、いちばんの交通量を誇るであろう国道6号・榊橋。その歴史は古く...今では想像もつかないような小さな橋だった。今回通過時の写真はない。通過時の様子は、過去の動画に軽く出しているので、参考になれば良き。
復活の新落合橋
数々のドラマに使われてきた新落合橋。令和元年の増水・流木・流竹によって破損するドラマを生み出した。人の手が加わらなくてもセルフドラマを展開できる機能付き。令和4年春頃に完全復活を遂げる✨。
令和元年(2019年)、災害直後はこんな感じだった。
約2ヶ月後、立ち寄ったとき。全容が見えていた。これでもスッキリした方で、水が引いた直後は流木や流竹がたくさん引っかかっていた。
数年後、破損した橋を完全撤去し、新しく架け直したのでした。気が向いたら、その変わり具合を撮ってきた写真と共に振り返ってみようかな🙄。
っで、ルート的には、新落合橋を渡る前、既に「里川」という川の左岸にいる。いつの間にか、久慈川に合流する里川の左岸を走っていたのだ。看板は立ってるけど、どうでも良いことなので、無意識に違う川沿いに居るというよくある現象だ。動画撮影に使っているカメラのバッテリーが不調なのか撮れていなかった。
久慈川水管橋
左側に見えるアーチ状の建造物が久慈川水管橋。実は道の駅(ひたちおおた)からも、よく見えている。右側に見える川が里川。合流しているのだろうという感じが分かりそうな絵である。
当然だが、水管橋は関係者以外は渡れない。
幸久大橋(国道349号)
那珂市と常陸太田市を結ぶ幸久大橋。北上すればまもなく道の駅、ショッピングモールが居並ぶ。
橋といえば直線的なモノが多い。ここでは大きくカーブした橋をローアングルで、川と合わせて眺められるという貴重な絶景である。なお、なぜか夕焼けスポットとしても名を馳せる場所だったりする。
幸久橋跡地、JR水郡線久慈川橋梁
幸久大橋の下を通過すると、幸久橋跡地が見えてくる。久慈川に架かっているのは「幸久橋側道橋」とJR水郡線の「久慈川橋梁」です。
東日本大震災で深刻なダメージを負い、解体された幸久橋。もうここには自動車が走れる橋は架からなそう?
山田川合流点
川沿いを走っていても、細かい所がいろいろあるのだが...ざっくり省いています笑。石仏とか。久慈川と山田川の合流点。これも細かいことだが。
東橋、島久橋、新川戸橋、永代橋、薬谷橋
今までのも合わせてみると、けっこう橋が多い感じがするだろうか? なかには、歴史的価値が高い橋もあったりする。たぶん。あ...島久橋忘れてたw。
東橋の右側にあるのが、門前払いされた親鸞聖人が枕石で横たえたという言い伝えがある「枕石寺(ちんせきじ」である。この寺を始めた人が、この地域に移される前に大門地域に屋敷をかまえていた頃の話。
久慈川サイクリングコースの本流?
さて、正式な久慈川サイクリングコースは、堤防の上ではなく、下だという区間がいくつか存在する。が、しかし、路面の繋ぎ目段差が酷くて走ってられないという現実がある。うまく利用すれば橋の下を通過できるが、ほとんどの人がストレスを体感できるだろう。一時停止して安全を確認して、堤防上を走り続けた方が個人的にはラク。通行止めが解除されない新川戸橋
令和元年とは別のタイミングで通行止めになった「新川戸橋」...。コース的には新川戸橋を渡って、山田川の右岸を北上するのだが、ご覧の通り不可能である。去年から変わりないので、素通りしました。。。
(2021年→2022年)竹林などで鬱蒼としていましたが、伐採後はなんとゆーことでしょー、さっぱりしています。
あとはバリケードが強化されて、パッと見何も変わっていません。新落合橋や八幡橋のように「公共工事の発注見通し」リストにも載らないし、修繕することはないのかもしれません。NHKでもやっていましたが、修繕しない橋が全国各地にたくさんあるそうです。
川底にある構造物...床固、堰...省くw。
終点:常井橋
常陸太田市大方町、久慈川水系山田川に架かる常井橋。ここら辺も、いつの間にか様変わりしました👓。木も伐採されていました。
竹林が伐採されるのは、令和元年の台風・大雨以来よくある事なのですが、木も伐採されるのは珍しいというか、むしろ流域内に木が存在していることが珍しいような。。。んんん、気付いていないだけか。
後記
久慈川サイクリングコース...地域の歴史を深掘りしていかないと、これといった「見所」があまりなかったりする。あえて「魅力的」とは言わない。「魅力的」といえば、おおむね万民受けしなければならないと思う。せめて寺社仏閣があれば良いのだが、コース沿いにあるのは枕石寺ぐらいだろう。コースから少し外れれば、終点側に二孝女物語でも有名な「青蓮寺」、佐竹氏ゆかりのある「正念寺」を訪ねてみても良いだろう。「佐竹寺」はちょっと離れすぎかな。水の歴史も見られる。久慈川、山田川という河川について、河川から田んぼなどに水を引いたり、流れをゆるやかにする「堰」の存在。薬谷堰、藤田堰の初代設置には、永田茂衛門・勘衛門が関わっているようだ。永田氏とは、あの甲斐武田に仕え金山発掘技術を磨いた一族。武田家滅亡後は、徳川家に仕え、徳川領の金山発掘、水利事業に尽力している。「水戸藩三大江堰」といって...(以下略w。
前述の各地石碑を求め走るのも良いと思う。
走り具合
半年近く走れていなかったし、リハビリ走として様子見ながら走り初めましたが...。予想以上に回らなくて、体力・筋力の劣化をすぐに痛感しました。どこかで100km行けるかなーって平坦ルートを画策していたのですが、まったく及ばず。腰痛は問題なし。2024年も同じ状況(サイクリング回数減)が見込まれるので、この1年の方向性を考えるためにも、「走り」に集中したサイクリングでした。方向性といっても、縮小傾向は避けられないので...その中でどうやって体力・筋力を戻していくかが、2024年の課題になりそう。
まずは、無理せず「筋トレ」「ストレッチ」「回復」をしっかりやっていくこと。これに尽きる。私生活と仕事のバランスが過去一シビアな状況なので、かなり難しいのだが、なんとかして完遂したい。
最終チェックは平坦100kmの走破できるかどうかとしよう。その前に50km、70km、80km...と徐々に上げていくべきだろう。やれるかなぁ。。。50kmで終わる日が長そうな気がする。。。メゲずにやり遂げられるだろうか。
おわり。
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