
紫陽花を探すふりをしているだけのtanayasu99(たなやす)です。
今年(2025年)は紫陽花の花付きが悪いのか?って思うぐらい、心当たりのある紫陽花スポットがイマイチ。まだ早すぎる気もするけど。っという訳で、フライング気味ながらも日立市内の紫陽花を見るつもりでサイクリングしてみたというお話🚴。(満足に見れたとは言ってないw)
常陸国 式内社 泉神社
なんとなーく紫陽花があった気がしたので立ち寄りました✨。
駐車場沿いに紫陽花がありましたが、この時は咲いていませんでした。残念!

神社ですが、「泉が森」というか、湧き水による透き通った泉でも有名ですね。

泉が森 |
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茨城県指定文化財(史跡第23号) 昭和44年12月1日指定 こんもりと生い茂った常緑樹に囲まれた区域、泉神社境内一帯が史跡として指定されています。 泉が森については、奈良時代に編さんされた、「常陸国風土記」(ひたちのくにふどき)に次のように記されています。 此より東北のかた2里に密筑(みつき)の里あり。村の中に淨泉(いずみ)あり。俗(くにひと)、大井と謂う。夏は冷やかにして冬は温かななり。湧き流れて川となれり。夏の暑き時、遠邇の郷里(むらさと)より酒と肴(さかな)とをもちきて、男女会集(つど)いて、休(いこ)い遊び飲(さけの)み楽しめり。(原文は漢文) 密筑の里は、いまの水木の呼称で、淨泉・大井とは、神社の北側に湧出している泉のことです。周囲が50メートルほどある泉のほぼ中央部からは、今も青白い砂を吹き上げながら、絶え間なく清水が湧き出しています。水温は夏冬ともに約13度で、「風土記」に記されているとおり、「夏冷冬温」です。 泉神社は、平安時代初期の編修である延喜式神名帳されている由緒ある神社で、天速玉姫命(あめのはやたまひめのみこと)を祭神とし、古くは天速玉姫命神社、さらに泉大明神とも呼ばれていました。 神社には、「水木のささら」(県指定無形民俗文化財)や「当屋祭」(とうやさい)が伝えられています。 ささらは、泉神社の出社に際して、露払いとして神輿を先導し、村の五穀豊穣、浜大魚及び住民の安泰を祈願する獅子舞です。 また、当屋祭は、専業の神職をもたず、村人だけで神事を行っていた、古い時代の名残りとみられる珍しい行事です。 日立市教育委員会 |
湧き出ている様子を伺う🔍。知恵とかモチベとかも湧き出て、溜められるようにと、あやかりたい気持ちMAXでしたw。

静止画では伝わりませんね。ポコポコ湧出しています。

泉の奥に見えた石碑や樹木が気になりました。のちほど近くまで立ち寄ります。

泉龍木(せんりゅうぼく)。

見た目が龍に見える事から名付けられたそうです。

泉龍木 |
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境内奥地より発掘され、姿が龍に見える事から「泉龍木」(せんりゅうぼく)と名付けられた。心を研ぎ澄ませ、龍の鼓動を感じて下さい。 ※現状保存の為、お手を触れないで下さい。 龍神の力をあなたに。 |
龍泉木から泉一帯を見下ろせます。

藤田東湖に関する石碑。

「藤田東湖泉ヶ森納涼詩」とのこと。

藤田東湖泉ヶ森納涼詩 |
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冽々たる寒泉 深樹の下 炎天六月 颯として秋の如し 豈徒に一時の熱を駆逐するのみならんや 洗い尽くす 乾坤万古の愁い 冽々(手の切れるように冷たい) 炎天六月(土用の最中 6月は新暦の7月) 乾坤(天と地 この世) 嘉永6年6月3日(1853)ペリー来航。 藤田東湖(48歳)はその頃、湯岐温泉(現福島県東白河郡塙町湯岐・和泉屋旅館)で高血圧の治療に専念、約1ヶ月還流後、6月19日泉ヶ森を尋ね納涼詩を詠む。 同年7月7日、急使により江戸に上り、斉昭の参謀格として海岸防衛御用掛りの任に当たっていたが、安政2年(1855)の江戸の地震で圧死する。 平成17年4月 前氏子総代、氏子総代 |
漢文は苦手だけど、翻訳や想いが分かれば簡単に歩み寄れるし、興味もわくものだ。3秒後には忘れてるけど🤪。
赤い橋は、令和3年とのこと。全体的な見た目より若かったw。擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ:まるい突起物)がキレイだったのはそういうことだったのかも。

イトヨの里泉が森公園
今回のサイクリングで紫陽花らしい紫陽花を見た気がします🌼。

透き通る...川が流れています。

諏訪梅林の横を流れる鮎川
なにも考えず漠然と辿り着いた。(そんな訳ないだろw)。もはや、紫陽花を求めていなかった。たぶん本能的に鮎川のせせらぎを聞きたかったのかも。
泉神社から諏訪梅林までアップダウンが数回あって、信号もまぁまぁあって、交通量多くて歩道に避難することもあって...長いサイクリングに感じました。がしかし、距離にして9kmちょっとだとw。平均速度は18km/hだったし、自分にしては遅い方ではないのだが。

上流の方では、あの工事が絶賛活動中だろうに流れてくる川は工事前と変わらないように見えた。

水辺に集まる昆虫も変わりないようだ...トンボ1種だけでは分からんけどw。

上も下も緑あふれる情景でした。
...もしかして、駐車場・ロウバイの方で紫陽花あったっけ??
番外:日立市金沢(山側道路)から常陸太田市へ抜ける道
茨城県日立市金沢町の道路工事。日立市と常陸太田市を結ぶ道路を新しく建設しているところだ。
工事前はちょっとした休憩地点だったんですがw。

このまったりとした交通量がとんでもないことになるような、ならないような。


よくよく、考えるとどうしてここに繋げようとしたんだろうかと、なんだか謎。良くも悪くも、現在の山側道路は国道6号との流入がメインというか、それだけなのだ。常陸太田市側からの流入は一切ない。道路新設により、それが不安材料ではある。国道6号ないしバイパス予定地や国道245号への大きい道路があった方が好ましかろう。
市同士の経済流通および医療連携にも期待は大きいが、このままでは国道6号の慢性的な渋滞も加速させてしまうだろう。特に山側道路から国道6号との連結部分にあたる交差点は地獄と化し、道中の一般道、住宅道路においても混流は避けられない。それでも「アクセスが良い」というメリットでありがたみを感じたり、これから住むであろう市民には良いのかもしれない。常陸太田市側にある反対運動の看板は情熱的で驚いたけどw。
後記
「紫陽花を見に行く」っていうと、あんまりないように感じました。公園や寺社仏閣を尋ね回った方が良いレベル。今回は時期の悪さも重なったような気がします。ちなみに、末広町に流れる桜川沿いの紫陽花は咲いておらず、後日良い感じに咲いていたところを見てもタイミングかなーって感じですね。本記事を執筆している頃は紫陽花が終わり、ユリ勢力があちこちで見えてきました。ユリもここ!っていうスポットはありませんが、見られたらレポートしてみたいと思います🚴。
おわり。
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