tanayasu99(たなやす)です。
あの辺行ってみたいなー、でもあっちの桜が気になるなぁとか考え迷いつつ、それなりのサイクリングになりました。
最初は、久しぶりに玉簾まんじゅう食べに行きたいなぁとか思っていましたが、那珂市で寄り道し過ぎて、行く気がなくなってしまいましたw。今回の立ち寄り所は、不動院(那珂八景)、宮の池(那珂八景)、阿弥陀寺(しだれ桜)、額田コミュニティ広場(桜)、源氏川(菜の花)、正宗寺近くの桜、ふるさとの森マウンテンバイクコース受付所となりました。
那珂八景のひとつ、不動院
県指定天然記念物「不動院のカヤ」、市指定天然記念物「不動院のイチョウ」があります。樹齢も長く、樹高・樹幹も大きいです。那珂八景のひとつ「宮の池と不動院」の不動院です。去年、那珂八景巡りをしていた時から気になっていたのですが、宮の池にある標柱を見て満足していました。もしかしたら、不動院にも標柱があるかもしれないけど、道路から見えないし、雰囲気的にあんまり行く気がしなかった。今回、那珂市を通過する際に、宮の池の桜を思い出し、ついでに不動院も立ち寄れないかと近付いてみることにした。不動院北側が一部工事されたようで雰囲気が変わり、なんとなく入ってみた。やっぱり標柱はどこにも無いよなぁと探していたら、朽ち果てている雰囲気が他の標柱と違い過ぎて分からなかっただけだったw。
那珂八景について
去年の夏頃、日をまたいで、少しずつ那珂八景を巡っていました。那珂八景とは、市民活動団体なかなか塾の「環境美化」、「ふるさと再発見と観光資源開発」の理念に基づき、平成9年(1997年)に制定された場所などのことだそうです。さらに、那珂市の誕生をきっかけに2008年8月、瓜連地区を加えた「新那珂八景」を制定しています。とまぁ、地元広報誌「なか」を見ないと、どこにあるのか分からないという情報の少なさに苦労した気がします。一覧でまとめているホームページも見つけられなかったし。年に一度、新那珂八景に関する写生コンテストを実施しているなど、意外と関心度は高い気がする。
なお、正確には8ヶ所ではない。起原となっているであろう中国の瀟湘八景にならっただけの名称なのだろう。そう思うと東海十二景は潔いと思ってしまう。旧・新那珂八景を一覧にすると次のとおりである。
広報なか2008 No42抜粋 那珂八景 | 広報なか2009 No49抜粋新那珂八景 |
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①笠松運動公園 | 笠松運動公園 |
②幸久大橋と額田神社 | 幸久大橋と額田神社 |
③一の関池と中央公民館 | |
④宮の池と不動院 | 宮の池と不動院 |
⑤清水寺と五台文教地区 | 清水寺と五台文教地区 |
⑥粟原の釣り場と下河原 | 栗原の釣場と下河原 |
⑦県民の森と運動公園 | 県民の森周辺と総合公園 |
⑧下江戸河原と千代橋 | 下江戸河原と千代橋 |
一町六村が合併した那珂町↑ 瓜連地区を加えて那珂市→ |
白鳥の飛来地一の関池と古徳沼 |
静峰ふるさと公園と静神社 | |
常福寺と瓜連城跡 |
なお、私の非力な調査では、清水寺には標柱があったが、五台文教地区に標柱があるか分からない。清水寺周辺も含めて「五台文教地区」と示しているのか。文教地区という由来は、地元出身者に教育関連に取り組んだ代議士(根本正=ねもとしょう)がいて、その想いが受け継がれ、教育関連施設が多かったのでは...という見方を個人的には想像している。事実、那珂市都市計画マスタープランという書類に、教育施設が集積する文教地域とある。根本正氏に関する文献資料、活動団体もあり、情報は多く、興味をそそられる。
千代橋には標柱があったが、下江戸河原に標柱があるか分からないが、ほぼ同じ場所と見立てるか。
「静峰ふるさと公園と静神社」は、ほぼ隣だから標柱1本だと思う。「常福寺と瓜連城跡」は瓜連城跡地に常福寺があるので、標柱は1本だと思う。
標柱が消失している所も...とまぁ長くなるので、那珂八景については、この辺りで一旦、話をぶった切っておくw。
宮の池沿いの桜
前述したとおり宮の池も那珂八景のひとつ。去年標柱を確認・撮影済みなので、今回はスルーです。文字が薄れているような...1年経たずにそんな高速風化しないか。桜は、まだ咲いていないだろうなぁっと思ったら...やっぱり咲きそうで咲かなーいw。みたいな感じでしたが、一部咲いている桜がありました。桜の種類が違うのでしょうか。他の咲いていない桜はソメイヨシノ?。咲いている写真を見たことありますが、けっこう綺麗で良いですよね。阿弥陀寺のしだれ桜
阿弥陀寺のしだれ桜は、事前に情報を得ており、期待通りの咲き具合。去年も見ているので、珍しさや新鮮味は無いけど、今年も良い時期に見れたなぁと安心した。ルーティーンかw。阿弥陀寺の駐車場には入口、出口が別々になっています。「入口専用」「出口専用」とはなっていませんが、考えてみれば事実上「専用」でしょう。道路から入ってくるときは、入口・出口の看板が無いので、まったく分からない。逆走してしまうのも仕方がない状況です。中途半端。駐車場内から道路へ出ていく場合には、入口こっち、出口こっち的な看板が出ているので、間違えて動くと変なドライバーだと思われるでしょう。...結構いましたけどね。
額田コミュニティ広場の桜
まだ咲いていないだろうと思い、遠くから見てみた。案の定、まったく咲いていなかったw。ここの桜は大きいんですよねー。いつだか撮りに来た時は雨でしたがヒヨドリがたかっていたのを覚えています。
額田コミュニティの入口は、初見だと見落としやすいので、事前にしっかり調べたうえで行くと良いです。駐車場は解放感あるせいか広く感じます。
幸久橋
幸久橋の橋脚撤去作業を横目に常陸太田市へ入る。鉄板に覆われた橋脚が2本あり、まもなく撤去完了といったところでしょうか。完全に残っている鉄橋はあと3本。鉄橋があった斜面は整備され綺麗になっていました。久慈川サイクリングコースとして通れるのは、まだまだ先なのかな。源氏川の菜の花
山吹運動公園南部あたりから、源氏川沿いに茶色の舗装路が北へ向かって伸びています。道幅は人がすれ違える程度。途中から「源氏川自転車道ですので車両の通行は御遠慮下さい」なんて文字が入った看板が立っています。車両が進入する程広くは無いので、そもそも行こうとするドライバーは...居るんだろうね、居るからこういう看板立てるんだよね。それよりも自転車と歩行者に関する看板をすべての出入口に立てた方が賢明だと思う。「自転車は通行できますが、歩行者優先です。」とか。ウォーキングが圧倒的に多くて、自転車と歩行者のすれ違い・追い越しに要注意です。自転車はのんびり走ることをお勧めします。早めに停まったり、降りたりして、すれ違いを試みました。逆に歩行者にプレッシャーを与えていたりして...。良い奴・悪い奴を決めつける前に、リスク低減は自分から!!とか思い、無言の交流を心掛けています。会釈だけするマンw。
道中、ところどころ菜の花が綺麗に咲いており良い感じでした。川沿いには桜もありますが、開花していませんでした。去年咲いている時期に行きましたが、良い感じで桜と菜の花のツーショットが撮れます。運が良ければカワセミにも遭遇出来ます。
西山荘につながる道(国道293号、桃源橋)を横切った辺りの菜の花が一番見応えがありました。端っこにクロスバイクを停めて、写真撮影を開始する程良かったですw。もう少し経てば、桃源橋付近にある桜?も良い感じに咲きます(Googleストリートビューで見れたw)。
源氏川と言えば、彼岸花も有名ですかね。私は大好きです。また見に行きたいけど、今年はどうなのかなぁ。。。今年見送った場合、その予算は来年、菜の花にも費やしてみて欲しいw。
彼岸花ゾーンを超えると茶色の舗装路が一瞬途切れますが、ちょい先ぐらいで復活し、また消失、道なりに県道33号線に合流すると、茶色の舗装路は...たぶん完全消失し、続いていません。
この付近は国道293号線の新しい道路が造られており工事しています。特段通行止めは無かった。新しい道路は、常陸太田市幡町あたりから新しく伸びてくる道路ですね。またひとつルートが出来ると思うと楽しみです。まぁ地味に登り下りのある293バイパスは2回ぐらいしか走ったことないですがw。
正宗寺近くの桜
合流した所にある「正宗寺入口」石碑が見え、地獄橋の雰囲気を感じ取ったので、行ってみることに。なかなか年期が入った地獄橋ですw。寺より遠くの方には咲いている桜を発見!行かねば!!桜の方へ行く前に、正宗寺(しょうじゅうじ)の総門の前で説明板を見つつ、一休み。佐竹氏の菩提寺だったとか、始まりは923年なんだとか、1838年に総門を残し焼失し、1988年に現在の本堂を建てたんだとか。裏山の中腹には、佐竹一族の墓と言われる宝篋印塔(ほうきょういんとう)や水戸黄門「助さん」のモデルとされる佐々宗淳(さっさむねきよ)の墓があるんだとか...歴史深し、事象多々あり。。。
参考→常陸太田市ホームページ観光「正宗寺」
本堂前には「しあわせ橋」という赤い橋がありましたが、通行止め。金属製の橋のようです。橋の奥には本堂が見えますが、カエルの石像が気になります...今にも丸呑みされそうw。
総門の左後方には、柏槙(びゃくしん)という木が2本ありました。イブキの一品種で、神社仏閣・特に禅寺などに多く見られるんだとか。
イブキについて調べると、梨に病害する病原体の宿主になってしまうらしく、一部の自治体では植生を規制しているんだとか。梨生産者が消毒させてもらうよう依頼しに回るんだとか...大変だ。実は、正宗寺の近くに梨園を見かけた気がするんだが、果たしてどうだったか。。。
見事に綺麗な枝垂れ桜!!畑仕事をしているのであろう地元の人を前にしてカシャカシャ撮ってしまいました。
近くにMTB受付所があることに気付き行ってみることにした。
ふるさとの森マウンテンバイクコース受付所
去年、マウンテンバイクコースには1回だけ走っています。ビギナーコースを走ったのですが、けっこうキツかったですw。サイクリングのついでに行くもんじゃないw。当時、下調べしたうえで行っていたので、受付所の様子も写真で分かっていました。受付所とコース入口が別の場所にあって、勾配あり、ちょっと無視できない距離なんですよね。いつか受付所の方にも行ってみたいなぁと考えていました。受付簿が、あの引き出しの中に入っているんだと思うと気になるー。それと、閉鎖されたという里山ホテルも気になっていました。
まず、里山ホテル前で1枚パシャリと...閉鎖した割には監視カメラがあるぞ的な注意書きもあり、それ以上は散策のしようが思い付きませんでした。
ときわ路周辺案内図を見ていると、突然後ろから犬の鳴き声が......すると、ミニチュアダックスが現れた!!...山の遊歩道から元気に吠えながら降りてきたw。飼い主も現れ、挨拶を交わし、ダックスが絡んできたw。エサやっててよと言わんばかりにエサを渡され、細かくちぎってダックスにあげていた。そして、しばらく飼い主達と雑談していた。グリーンふるさとラインの未開通区間、武生林道(たきゅうりんどう)、桜はどこどこが咲き始まっているなどなど、思ったより長く話せてとても楽しかったです。
いよいよ受付所。独特な建物は使われている感じはなく、なんか...もったいないなぁって感じ。どこかでキャンプしているのか軽快な音楽が聞こえていたが、気にしないことにした。事前に把握していたとおりの所に机があった。左の引き出しを開けると、ありました~!「ふるさとの森MTBコース利用者受付」という受付簿。いざ中身を拝見。意外と来てるなぁ...西暦和暦書いていないから断定できないけどw。ついでに右の引き出しには、白いロープが入っており、それはそれで印象的でした。
受付所を後にし、行く気はないけど、なんとなくMTBコース入口方面へ走る。すると、気になる道を発見。行ってみると、MTBコースの中間地点的な所に出た。確かに去年MTBコースで走ったところだなぁ。当時の大変さを思い出しながら来た道を戻るのだった。
気になった小さな花...名前なんでしたっけ?
後記
最近、トレーニングよりなサイクリング(周回ごっことか)はしていないです。いや、今月しようとしたけど、半周ぐらいで一部工事中に遭遇して諦めた。っで、のんびりポタリング的な感じばっかり(汗。そんなペースでも、最初の頃に比べたら、平均ケイデンスは上がっているみたいだし、寒くて走る頻度が少なくなっても、極端に悪くなったりはしていない。50km以上の走行距離でも、平均ケイデンスは70以上みたい。まぁ、クロスバイクのサイクリングで、ケイデンスを意識するのも変な話かもしれないけど、より楽に、より遠くに、より短時間で、より楽しもうとすると、素人ながらにケイデンスを意識して、考えていたりします。徐々に余裕で行ける走行距離を伸ばしたいなぁとか思う。状況が状況なだけに、人が集まりそうな桜とか見に行かない方が良いんだけど、行きたいですよねー。去年、阿弥陀寺は良い時期でもあんなに人居なかったと思うけど、今回は結構居てビックリでした。「コロナに負けるな」というフレーズを掲げれば、確かにこの雰囲気かと思うし、地域的には都心程の警戒感はない。しかし、人が集まっている所には、やや警戒心が芽生えるし、心配である。せめて、人が集まっていない所に行こうかなと思うのでした。
おわり。
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