偶然エンカウントしたtanayasu99(たなやす)です。
「パソコンを新調せよ」というミッションを言い渡されて、探すこと1ヶ月ぐらい...。保証が分かりやすく、余計なソフトウェアが少ない、要望に耐えられそうなスペック...。迷いに迷って、ときには血迷った末に、HP(ヒューレットパッカード)製のゲーミングノートパソコンを購入したから10年前のゲーミングノートパソコンと比較してみたというお話💻。
10年前でもゲーミングノートPCは優秀?
メインで使用しているノートパソコンは2013年のDELL製ゲーミングノートパソコン ALIENWARE 14👽️。Alienware = エイリアンという事もあり、いろいろ宇宙的だった...という訳では無い。ゲーミングノートパソコンなのに。ゲームはほとんどやらなかった。事務的な作業、簡単な画像編集や動画編集にはとても活躍してもらいました。購入後5年目ぐらいから11年目(今)に至るパソコンライフを支えてくれています。そのメイン機の置き換えにはならないのだが、依頼者からのミッションを達成するべく、動作に問題ないか、ちゃんと画像編集や動画編集が出来るのか、じゃぁ俺のメイン機と比較してどう凄いのかとかチェックしてみた。
結論、めちゃくちゃ良かった👍️。そりゃぁ...10年の差はデカいだろう🤣。
2013年モノと2023年モノの仕様比較
ここでは、2013DELL製ゲーミングノートPCを「2013年モノ」、2023HP製ゲーミングノートPCを「2023年モノ」と愛着もって表現する。👇仕様比較。メモリは16GBで同じだし、そんなに変わらないのでは?...いやいや10年の差はデカすぎた。
【2013年モノ】 | 【2023年モノ】 | |
---|---|---|
メーカー | DELL | HP |
名称 | ALIENWARE14 | Victus 15(AMD) |
型番 | 15-fb1006AX | |
OS | 初期:Windows7 Home Premium 現在:Windows10 Home |
Windows11 Home |
CPU | Intel Core i7-4700MQ (第4世代) |
AMD Ryzen 5 7535HS (第5世代) |
メモリ | 16GB デュアルチャンネル DDR3L 1600MHz |
16GB(8GB×2) DDR-4800MHz |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 765M 2GB GDDR5 |
NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop 4GB GDDR6 |
記憶領域 | 750 GB SATA 6Gb/s(7200回転) +80GB mSATA SSD Caching |
512GB SSD PCIe Gen4×4 NVMe M.2 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | なし |
無線 | Killer NIC 1202 802.11n WiFi Bluetooth 4.0 |
IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6) Bluetooth 5.3 |
有線LAN | 付いている | 内臓Gigabit LAN (10/100/1000) |
Webカメラ | 付いている | HP Wide Vision HD Webcam(約92万画素) |
ディスプレイ | 14.0インチ WLED フルHD IPS 非光沢液晶ディスプレイ (1920×1080) |
15.6インチワイド・フルHD 非光沢・IPSディスプレイ |
オーディオ | Internal High-Definition Performance Audio |
B&O Play 内蔵デュアルスピーカー |
Officeソフト | なし | Microsoft Office Home & Business 2021 |
保証 | <<1年間のみ有効な各種サポート>> 引取修理(保守&パーツ) スタンダードサービス・プラン 翌日営業日出張修理サービス(平日夜間・休日対応) アクシデンタルダメージ |
3年間アクシデントサポート付引き取り修理サービス(本体用) Café de OMEN 1年用 使い方サポート1年用 HP PC無料セキュリティ診断サービス |
発売日 | 2013年9月ぐらい | 2023年9月ぐらい |
割引前の価格 | 17万円ぐらい | 20万円ぐらい |
購入価格 | 15万円ぐらい | 14万円ぐらい |
CPUの細かい型番(何千番代)とパッと見分からないけど、Corei7とはいえ10年差のRyzenでは差が...。メモリは「16GB」だけでなくDDRとか見ていくと、この差がだいぶ効いてくる。
価格については、消費税込での「ぐらい」価格だが、最新技術が当たり前になるのも速いせいなのか、部品の流通やコストカットが効いているのか、安くて良いモノが手に入りやすい印象がある。
保証を付けなければ、ほぼ10万円で購入できたモノです。保証は依頼者のこだわりで、自損(ユーザーの過失で破損した場合)でも、修理サポートが受けられる内容を付けました。他社だと、マウスコンピュータが「飲み水、水没等による損傷」など自損っぽい事もカバー出来そうだった。マウスは保証期間内の経過中に補償金額が下がらず維持されるというのがウリに見えた。
リンク
ベンチ結果です
では、本題笑。10年前とはいえ、Core i7搭載機だ!相手はRyzenだし、Core i7が負けるはずがない!
ベンチマークは、ファイナルファンタジーXIV、3D MARK、CHINEBENCH R23を、ディスクパフォーマンスはCrystal Disk Markを使って確認してみた。その結果...。
ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク
結果...酷い🤣10年前はこんなにカクカクしてなかったんだけどなぁ...Windows更新時(7→10化)などのゴミファイルがそのままだからという理由ではなく、時代遅れになったのだろうか。原因がありすぎて分からんw。2013モノの惨敗。
3DMark Time Spy
結果...これも酷い🤣。2013モノは開始すら出来ない事が2回ほどあり諦めかけてしまった。最近のゲームが凄すぎ感はあるけど...高画質プレイってちゃんとしたスペックが必要なんだなと痛感した。とはいえ、2023年モノは安価なゲーミングノートパソコンな訳で、全域スムーズではなかった。。。
伝説級...の表示はよくわからない。。。
CINEBENCH R23
結果...もはや比較する対象間違ってる🤣。しかし、10年の違いをちゃんと体感できる良い(?)機会だった。コレってCPUのテストな訳で...Ryzen 5って、ちゃんと凄いんだなって思えた(10年前モノと比較して言うのも難だがw)。時々あるかないかの軽いクリエイティブ以下な日常生活や仕事用であれば、コスパ抜群なRyzenなんだろう。Raw等の画像や高解像度で編集したいとか、高画質やこだわった動画編集をこなすには少々不安ではある。
後日、Raw画像の編集、動画編集を試したけど、グラボ搭載の恩恵もあるのか、動作は軽快だった👍️。ただ、最初から入っていたMicrosoft製の動画編集ソフト「Clipchamp」だけはクソ重かった🥶。
リンク
Crystal Disk Mark
結果...ですよねー✋どころではないやんけ🤣。冷静に考えてみれば、HDDとSSDの差が顕著に現れただけなんだよな。。。Read(読み込み)...2023モノの圧勝w
Write(書き込み)...2023モノの圧勝w
2023年モノのファーストインプレッションは、エクスプローラーや右クリック(メニュー表示)が、なんだか速いなー😑ぐらいだったけど...。wordやexcel、GIMP、CapCutなど、ソフトの起動速度がビックリするほど速かった🚄。
というか、2013年モノがついていけてないんだろうなー、Windows10のアップデートもよくエラーしているし。。。
ベンチするまでもなかった
10年前の完全なる惨敗🏳️。光学ドライブが搭載されているという利点しかなかったが、使用頻度や使い方を考えれば、ものすごく小さな利点だ。特にCPU性能差には驚いた(SSDの恩恵もありそうだが)。そもそもRyzenに期待していなかったのだが、まったく悪くはなかった。比較サイトで並べてみると、ゲーミングには向かないが、事務的作業には十分過ぎる性能で、ちょっとした画像編集・動画編集もこなせる。
ざっくり感覚で、現行Ryzenが3年前のCore iを凌駕しているっぽいなーって感じ。数年前のCPUも現行PCに搭載されていたりして、価格が安かったりするメリットがある。安いけど、なんでだろう?って考える際に気付けば良い。
2013年モノだって悪くは
10年の歳月は残酷な結果をもたらしたのだった。なんていうか、社会人10年間努力しなかった人が努力し続けた人を見上げてしまった時なみに呆然とするな。。。なんか比喩表現を間違った気が。。。10年前でも現役
約10年前の2013年末頃、DELL(デル)製のゲーミングノートPC「ALIENWARE 14」を購入し、今も現役で動いている👍(パソコンライフ支えてくれて感謝しかない)。当初はファイナルファンタジーXIVをノートパソコンで動かしてみたくて買った気がする。1回プレイしてみて、解像度などいろいろ低下させて...「コレはないな」っと低評価に終わり、大人しくデスクトップパソコンで快適にプレイしていた😆。目に見える劣化ぶりは、5年目ぐらいでバッテリーは使えなくなり、画面には縦線1本(1ドット幅の縦線)が入っているという感じ👎。
Windows7から始まり、Windows10にアップグレード...7のゴミを片付けず、HDDは経年劣化しつつあるだろうにマルチタスクしてても、ほぼストレスなく使えている。Windows10でクリーンインストールしたら...HDD空き容量増えるだろうけど、速さは変わらないだろう。
2013年以前の安価なパソコン
ちなみに、2013年以前の安価なパソコン(ThnikPad Edge)もあったけど、2016年頃からほぼ使わなくなった(低コストなりの低スペックだった)。リビングのテレビ(より大きな画面)に映し出す事ぐらいは出来るだろうと、去年復活させて使っていた。我慢できるギリギリのレベルで動作は重かった。あるとき、Windows10の強制アップデートが正常に完了できず、結果起動できない状態・文鎮化してしまった。1回目は、今後のためと思ってリカバリDVDなるものを製作して、最初からWindows10かつ適正ドライバーも組み込んだ。2回目の時に、いやメンドくせーなコレ...と強制アップデートに追従出来ないストレスに耐えきれず...リカバリしたけど、以後使わず。。。
長く使おうとすると、ハードの耐久性より、ソフト(WindowsOS)が足枷になるという事がよく分かった気がします。あと、Windows11の登場によって、物理的にというかソフト的になのか分からないけど「インストール要件にハードが関わっている」というのは厳しい。セキュリティ的には仕方がないのだろうけど、従来のOSは古いCPUでも時間をかけてインストール出来ていた事が良き時代にも思える。Windows11は、ハードが古いとインストールできないのだ(それでもインストール方法がありそうなもんだが)。
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後記
HP相談窓口でRyzenの評判を聞いてみても、そんなに悪くない印象でした(セールストーク感は拭えないけど)。予算に余裕があればIntel Core i7を選んでいたかもしれませんが、間違っても「ゲーミングノートPC」をうたう製品なのだからというアバウトな期待で仕入れてみました。結果、コスパ良かったんじゃないかと思います。本気でゲームするわけでもないし、事務所で快適に仕事するにはちょうど良いです。ほとんど移動もしないし、あるとすれば異動や席替えの時ぐらいで、デスクトップ程大変な思いはしないはず。今後は、もろもろの耐久性や、長く続けているからこその「気付き」に期待したい。
おわり。
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