tanayasu99(たなやす)です。
ゆりパークを堪能した後、どこへ行こうかと作戦会議をした結果、龍王峡、湯西川道の駅、湯西川ダム、水の郷へ行ってみようということになりました。
龍王峡は駐車場のみ。西川運動場付近にある神社も気になっていたのですが、思ったほどダム湖が見えなかった事と時間が気になり、駐車場まで入って退散した。
龍王峡の駐車場に入っただけ
次の立ち寄り所として第一候補に挙がった「龍王峡」に立ち寄りました。ハイキングマップを見て、「五龍王神社」「虹見の滝」「虹見橋」辺りまで戻ってこようかと作戦会議が行われました。しかし、「ハイキングコース」「階段のようなルート表記」に警戒し、犬連れでは厳しいと判断し、湯西川道の駅、湯西川ダムへ向かうことにしました。
龍王峡駅よりに駐車すると、どこが入口なのかパッと見て分かりません。まぁ端っこに居るのは想像できるし、マップ看板はあるし、売店らしき建物に向かうのが定石と思えば、たいした問題ではないが、もう少しウェルカムな看板があった方が楽しいと思う。「←入口こっち」的な。。。
Googleマップだと、「お散歩コース入口」とお気軽な感じに載っていたが、ストリートビューなどで見る限り、すれ違いはギリギリ(とはいっても、この手の遊歩道ではよくある広さ)、階段があるので犬カートは使えない。
健全な犬や、常時抱っこなら、問題ないと思うが、地面が濡れて滑りやすくなっていることもあるだろうから、しっかり気を付けた方が良いだろう。
湯西川(ゆにしがわ)道の駅にて足湯を堪能する
足湯があるのは分かっていたが、新型コロナ騒動でどうなっているか...閉鎖していませんでした(笑)。距離を取るようにと注意書きがしてあるぐらい。一同、しっかり足湯休憩しつつ、自然を堪能...。突如、道の駅に見慣れないバスが入ってきた。どうやら、ダム湖にざぶーん出来る水陸両用バスのようです。もちろん、犬連れNGとのこと。あとからですが、管理事務所のスタッフ出入り口に注意書きが書いてあることに気付いた...誰がこんな所見るんだ(笑)。もしかして、事務所内に犬入れるなってことだったのかなぁ。。。
参考:湯西川 ダックツアー|コースのご紹介|水陸両用バスで名所を巡る新感覚バスツアー!ダックツアー
場所:〒321-2603 栃木県日光市西川478−1
ダムまで行けば、ざぶーんする所は見られるんじゃないかと淡い期待をもって、道の駅をあとにした。
西川運動場の駐車場に入っただけ
立ち寄ってみたが、ダム湖が見えないということで即退散。ここには、ダム湖で沈みゆく神社を移設したという春日神社と高房神社があるというので、少しだけ興味があった。県道からの出入り口が小さく、看板も無いので見落としてしまいがち。というか、見落としてUターンしてきた(笑)。神社側にも駐車場があるので、運動場に用事がなければ、そっちに停めた方が良いだろう。
そうこうしているうちに、ダム湖にざぶーんする水陸両用バスが通過していったのが見えた。
場所:〒321-2603 栃木県日光市 西川 126番地2
湯西川ダムにて
新型コロナ騒動の影響で、ここもダムカードの配布は中止、資料館が閉館、トイレも閉鎖していました。ダムっぽい写真。ゲート(遮蔽板)がない、4つの大きな開口部分を「クレスト自由越流」といい、非常用洪水吐(こうずいばき)となっています。操作して水流を遮るような板がなく、放水口を設けているだけの形状をゲートレスダムといい、ちょっとした特徴になっているようです。
常用洪水吐としては、中央に1門あるローラーゲートだそうです。この時、中央ローラーゲートからも、放水していませんでした。
堤体(天端=てんば)。けっこう幅広い堤体です。
すると、さきほど見掛けたダム湖にざぶーんする水陸両用バスが、ダム湖に現れました。
これが初見であっても、船には見えないか。
ちょっと変わった放水口は、利水大放流管・利水小放流管(どちらもジェットフローゲート)とのこと。勢い良く放水していました。
運よく日差しが入り込み、虹を見ることが出来ました。すぐに曇って見えなくなりました...ダムの放水で虹って、当たり前に見られそうで見られないなぁ。
この時の水位は約666mぐらい。単位が分からなかったが、調べてみたらメートルで良さそう。上記の写真を見ると分かりますが、地肌がけっこう見えていて、全然貯水していないんだなぁと。大雨に備えてか貯水量を減らすか、水不足に備えて貯水量増やすか、悩みそうですねぇなんて話していたり。
実は、「洪水期」と「非洪水期」で、ダムの水位をコントロールしているんだとか。洪水期(6/15~9/30)は、666.5mが洪水貯留準備水位なんだとか(利水容量4200万㎥)。平常時最高貯水位というのが684mらしく、さきほどの利水容量4200万㎥+治水容量3000万㎥を貯め込むことが出来るそうです。
つまり、今は洪水に備えて準備水位666.5m付近をキープしつつ、もしもの時には水位684mまで蓄えられますってことですかね。平常時で最高貯水位684m...ちなみに天端あたりは、690mとあるのでヤバい時は到達するかなぁと思ったけど、その前に4つのクレスト自由越流から放水されるのか。
非洪水期は、1/1~6/14、10/1~12/31となっており、平常時最高貯水位まで貯めているそうです。つまり、「クレスト自由越流」からの放流は、その時期に見られる可能性があるということですかね。
発電はしているのかなぁっとか思ったけど、よくよく考えれば近くに送電線がなかったなぁと。どうやら、洪水調節、農業用水や都市用水の供給が目的とのこと。
展望台かと思いきや、「関係者以外 立入禁止」とのこと。
道の駅で入手した「湯西川ダム」パンフレットには、展望台として紹介されているところです。何らかの理由で立入禁止になってしまったのでしょう。コロナではなさそう。
船をおろす設備をつくっているとのこと。
周辺には(って言う程近くも無いけど)、五十里ダム(いかり)、川治ダム(かわじ)、川俣ダム(かわまた)が大きくて見応えがあるダムがあります。駐車場やトイレもあり、資料館があるダムもありますね。
栗山ダムには駐車場とトイレがあるようですが、黒部ダム・土路部ダム・小綱ダム・三河沢ダムには無いようです。黒部ダムといえば、富山県にある「くろよん」こと黒部ダムの方が有名ですけど、ここも黒部ダムというのです(笑)。
ちなみに、湯西川ダムは2012年(平成14年)完成という新しさも魅力的です。駐車場や広場が綺麗だったのはそういうことかと。コロナ騒動が落ち着いて、資料館も見られるようになったら、また行きたいなぁ。
場所:〒321-2603 栃木県日光市 西川地先
9年前ぐらいに湯西川ダム建設中とは知らずに、近くを走っていたことがありました。もうあの道はダム湖の中かな。
奥に見えるのは、たぶんダム。
ダムから水の郷へ向かう途中、注意深く道路を見ていると、おそらくここからバスが入って行ったのであろう場所が分かった。時間に余裕がある時、行ってみたら良いかなぁとか思ったりした。
日光市湯西川観光センター水の郷にて
あんまり見所は無いと思いますが、吊橋でも見て行きますか?って感じで、立ち寄り所に挙がった水の郷。外には足湯、建物は温泉施設とのこと。足湯は普通に入れるようでした。
場所:〒321-2601 栃木県日光市湯西川473−1
水の郷 大吊橋。ありがたいことにスロープが設けられています。
橋からの景色。
橋の中央は、鉄格子が入っており、下が見えます。
橋を渡った先は、展望台へと進むことが出来ますが、今回は犬カートもあるので戻りました。
橋の下で、カワセミが下流に向かって飛んで行ったのですが、それ以降見かけることはなく残念でした。
河原へ行ってみます。
爽快です。
ユリと滝。三脚が無いから、2枚目のような写真を撮るのは大変。もしかしたら、シャッター速度0.5秒じゃなくても、それっぽいの撮れたのかな...0.1秒とか。
河原には、自然に出来たとは思えない石で積まれたダムがあり、どうやら遊んでいたようですね。一同、川に入り、冷てー足痛てーとか言いながら、川遊びを堪能していました(笑)。
自分は嫌々入ってみましたが(靴下脱着がめんどくさい)、冷たい痛いという問題は吹っ飛び、これ普通に危なくね?水難事故を彷彿させるような危険性を感じました。何がどう危ないのか探るように歩いてみた。
普段、川遊びなんかしないので、よく分からないにしても、これはちょっとな...って感じでした。
・岸に近いからといって浅いとは限らない
・見えている以上に深い所もある(急に深くなる)
・水中に滑らない石もあれば、滑る石もある
・深さ25cm以上の所で流れが速いと、大人でも足が持っていかれそうになる
これで子どもが遊んでいたら、あっという間に水難事故だなとか悲壮感に浸るのでした。絶対に浅い所(くるぶしぐらい)で、大人の手が届く所で遊ばせるようにしないと、万が一は十が一ぐらいの確率に上がってしまいそうです。
それ以上に、まくったはずの長ズボンがビショビショに浸ってしまいました(笑)。
その後、水切りして遊んだり、大自然を堪能したのでした。
昔、湯西川かまくら祭り会場の駐車場が満杯で、ここから歩いた事がありました。やらない方が良いです(笑)。マイナス1℃とかの中を歩くことになります。その時の寒さは、川の水が冷てーとかのレベルじゃないです。足指先の感覚失います。
後記
龍王峡、湯西川道の駅、西川運動場、湯西川ダム、水の郷...と巡ってきましたが、総じて人は少なかったかなぁと思います。ダムなんか自分ら以外に、あとから2組ぐらいやってきたぐらい。(立ち寄ったうちに入らないところもありましたが...)
おわり。
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