桜を見るtanayasu99(たなやす)です。
当初の目的地は常陸太田市にある「長谷渓流の滝」「宝寿院」「馬坂城」だったのですが、日立市の方で気になる桜があり、サイクリングルートを拡張して敢行してみました😅。
今回の記事では、瀬上川沿いの河津桜と桜川沿いのオカメ桜を見に立ち寄ったというお話がメインです🚲。
久慈川サイクリングコース起点付近
クロスバイクでは、久しぶりの久慈大橋🚲。気になっている久慈川サイクリングコース起点付近の堤防補強工事。通行止めの状況が続いています😑。
工事車両を出入りしやすいように、通行止めが簡易的なモノになっていました🚧。
予定どおりであれば、3/20で工事は完了するはずです。
久慈大橋から数百メートルは3/20まで、残り常磐線久慈川橋梁までは3/31までとも読み取れるような気がします。
だいぶ劣化していたサイクリングコース案内看板も大切に(?)保管されています。そのまま使い回すのでしょうか。
ずいぶん前ですが、2019年に見た時はこんな感じでした👇。
みなと町・瀬上川沿いに咲く河津桜
久慈サンピア日立の近くを流れる瀬上川(せがみがわ)沿いに咲く河津桜。数日前に車で1回立ち寄っていたので、今回2回目の立ち寄り。一帯の河津桜に関する説明板。
日立市制施工70周年記念という節目を記念して、市の花である桜・いつまでも親しまれ世に受け継がれていくことを願い、河津桜を植樹したそうです。一番下が欠けていてるが、まぁこんな感じだろう😅。(ストリートビューで看板を見ると、2013年までは桜の色であろうピンク色が見えていたが、2015年から完全に色が落ちていました。2年で急に劣化したなぁ。)
青空と流れゆく白い雲とのバランスが良い😁。
前回から散り始めている花もあれば、ツボミの段階もあったので、おおむね期待どおり👍。
石碑と河津桜🌸。
昔流甦大地...「せきりゅうだいちによみがえる」の碑とのこと。漢文みたいな読み方するんだなぁとか思ったり。
レリーフ「1950年頃久慈川口風景」。「現在地」と刻まれた部分は川のど真ん中ですな😅。
今では前述の久慈大橋付近が久慈川口(河口)となっていますが、その昔、久慈川口はここら辺だったらしい。久慈川と住民との密接な生活関係がありつつも、今後の発展のため漁港を商港へと改良していったようです。そうして、昔の久慈川河口は消滅してしまいましたというお話らしい。
空中写真で見比べると、すごい変貌ぶりが見えてきます。まぁ海沿いあるあるな展開ですね😐。
瀬上川から海へ注いでいる感じ?🤔。1961~1969年頃までしか遡れていない。工事は昭和44~51年(1969~1976年)に行われたようなので、空中写真としては工事着手頃かその前の様子を写しているはず。
石碑には「川は12.8ヘクタールの大地と化しました」とあったが、埋められた川は瀬上川ではない?🤔。
そこで、久慈川まで見れるようにしてみると...久慈川は今の久慈大橋付近から海に注いでいるように見える。しかし、その見方は誤りだった😱。"環境百科 久慈川"に記されていた「久慈川河口付近の河道は、かつては海岸に発達する砂州に押さえられて、ほぼ直角に折れ曲がり、砂州沿いに1.6km北上してからまた東に折れ海に注いでいた」という言葉を思い出し、確認してみると納得できました😁。
たぶん、こういう事だろう。若干、南側の砂州が削れているようにも見えるが👀。
参考:常陸河川国道事務所ホーム>事務所のご案内>河川関連パンフレット
環境百科久慈川→【第3章 久慈川の洪水と治水】→4)治水計画の変遷と代表的改修工事→2.代表的改修工事→c.河口付替工事[PDF:2912KB]
なお、瀬上川の北側(久慈サンピア日立の方)には河津桜、南側には河津桜の他に"修善寺桜"であるという情報を見かけました😲。開花具合に違いがあったのは、そういう事だったのだろうか。
さらに広場の東西端には"日立紅寒桜"だという。特に気にならなかったけど、散った後っぽい😓。ストリートビューで確認してみると、西側には説明板があり、小さめだがそれっぽい木があった。受験シーズン(合格発表)と重なる2月から3月の間に開花する事から、別名「合格桜」とも呼ばれるんだとか🤣。
東側(国道側)は、走行動画も確認したが、あるようには見えなかった😥。
末広町・桜川沿いに咲くオカメ桜
山側道路が今みたいに走れるようになってからは、よく通過していましたが、桜が咲いたなぁ~ぐらいにしか認識していなかった所です😅。最近、ツイートで見かけて、そんな名前の桜だったの?という認識をもち、しっかり見に行きたいと思っていました😁。新しくセブンイレブンが出来た事だし、ワクワク感は1.1倍です🙄。
末広町の桜川沿いに咲く桜。濃いめのピンク色が印象的でした🌸。
花付きも良く、意外と低い所から枝が延びている...ように見えるだけかな。
品種名「オカメ」。
2月下旬から3月にかけて開花する早咲きの桜。イギリスの桜研究家イングラムがカンヒザクラとマメザクラを交配し作りだした品種。お面の「おかめ」に由来するものと言われています。
日立市 さくら課
とのこと。イギリスの人がわざわざ研究しているなんて...とか思った😅。「コリングウッド・イングラム」さん。思っていた以上に情報がヒットしました💡。
奥深いイギリスの桜研究家
1880年イギリス・ロンドン生まれ。裕福な家庭に生まれたが、体が弱く、大自然の中・別荘で育ち、学校教育は一切受けなかったようです。野鳥や植物の知識を身に付け、後に鳥の研究家となっていく。日本に来たのは1902年(明治35年)21歳の頃で、日本好きになったそうな😅。また1904年には新婚旅行で日本に😲。気に入ってくれたんですね😁。英国に新居を構え、庭に植えた桜を見て、桜の研究を思い立つ。数多くの品種を集め、庭園まで築いた。
再度、日本にやってくるが、関東大震災による被害と復興・再開発により、かつて見た桜の光景はなかった。多種多様な桜が失われつつあることにも、危機感を感じたようです。
失われゆく桜を残そうと、桜の管理者を見つけては、自国の庭園に穂木を送付するようお願いして回ったんだとか。そうして集めた桜を開花させ、特徴などを細かくまとめた。やがて、前述した「オカメ桜」や、チシマザクラとカンヒザクラを交配させた「クルサル」を誕生せるに至る。
日本では絶滅したといわれた品種「太白(たいはく)」を里帰りさせた。(この里帰りは簡単には成功せず、苦労なさったようです。)
さらりと、品種名の説明に載っていたイングラムさんは、なかなかの御仁であられた。「英国人桜守・チェリーイングラム」「桜の権威」と呼ばれる程に😁。
リンク
図書館にあるようなので、もう少し興味が芽生えたら借りてこようかと思う。後記
オカメ桜...深かったなぁ😅。ソメイヨシノという、成長が早く、それなりに見応えのある品種も悪い訳では無いが、商業主義的な所が滲みでてしまい、それまで数多く存在した品種が失われつつあったという事実も見えてしまった😣。桜は日本人だけのモノではないけど、なんとなく日本人の誇りであって欲しいと思う🌸。ぼぉーっと見る・眺める専門ですがw。
さて、サイクリングとしては、久慈大橋~久慈サンピア日立、少し距離を走り、末広町へ来て、いよいよ大目的である常陸太田へ向かうのですが😟。
おわり。
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